おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

問われる報道の「自由」

2015年07月03日 | Weblog

 

午前7時の気温はプラス13度。

雨こそ降ってはおりませんが、空は毎日毎日どんよりした曇り空が続いておりまする。

すっかりきのうで風邪から脱出したはずのおぢ、今朝は喉がチクチク痛い。

昨夜油断したらしいのです。

思い出してみると、寝ていて少し寒かったような…

体調も、お天気も、パッとしませんなぁ、、、

それにしても、きのうの「なでしこジャパン」の勝利にはビックリいたしました。

なにか〝持ってる〟のだねぇ、なでしこジャパンの女子たちは!!

さて、

沖縄の2紙が日本記者クラブで会見したそうな

「沖縄の2紙を潰さないといけない」と、中国並みの独裁政権に学ぼうとでもいう「自民党の勉強会」での発言にはびっくりこいたわ。

安保法制や辺野古移設などなど、自民党に都合の悪い発言は「すべて封じ込めろ」というのは、百田さんらが大嫌いな共産主義国家と、言うこともやることも、まるきり同じじゃんか!!って話だ。

そこで、これに怒った2紙の編集局長が、外国人記者を前に会見を開いたのです。

当たり前だわなぁ~

自民党の劣化というか、右傾化というか、全体主義化だけは、すっかり戦前並み。

石破大臣がいみじくも言っておりますけど「自民党、感じ悪いよねぇ」ってことだ。

在京の新聞5紙も先月末にこぞって社説を掲載し「異常な言論封じ」などと大批判しておる。

加えて、きのうは外国人特派員協会もジェームズ・シムズ会長が抗議声明を出しておる。

自民党は昨年11月にNHKと在京民放5社に衆院選での「公平な報道」を求めるという事実上の「圧力」をかけた。

シムズ会長は「憂慮される発言と行動が繰り返されている」と批判し、政府・与党に、報道の自由に影響する一切の行為を控えるよう求めたという。

「劣化する日本の民主主義」が世界に晒されておる。

安倍総理の理想通り、「戦後レジーム」から完全に脱却して、そこはすでに戦前に回帰しておって、あ然といたします。

国会では安保法制の「強行採決」が、今月半ばにも行われるのではないかと囁かれておる。

あの戦争から70年の歳月をかけ、世界の人々から尊敬を集めてきた平和国家ニッポンは、このまま根底から崩れ去ることになるでしょうか?

そんなことでは先の戦争で犠牲になった300万人のニッポン人が浮かばれまい。

酷いことになりましたなぁ、、、