午前6時の気温はプラス9度。
涼しいを通り越して、少し寒いのですが、お天気は良好!!
気持ちもスカッと晴れて、気持ちのいい朝でござる。
写真は過日札幌の「ジョイフルAK」で買い求めたチェンソー用5.5ミリの丸やすりでござる。
3本入りが1317円でそこそこお安いと思っておったら、ネットでは1ダース12本入りが3240円でござった。
1本439円で買ったけど、ネットでは1本270円だった。
ぐやじぃぃぃ~!!
さて、
「国民の理解が進んでいない」と総理自ら認める安保法制が、とうとう衆議院で強行採決されましたです。
漢字の読めない麻生副総理はきのう、派閥会合のあいさつで、「ちょっと聞くけど、『とんでもねえじゃねえか』って言って事務所で抗議の電話をもらった人。どれくらい来た? そんなもんか、数十件ね」などと抗議電話がほとんどないとのたまった。
たいした抗議がないから、安保法制は正しいとでも思っておるらしい。
冗談ではない。
今回の法案が成立すれば、我がニッポン国はもはや「立憲主義」を標榜することができなくなるのです。
立憲主義とは「法に従って権力が行使されるべきという政治原則」で、「憲法によって支配者の恣意的な権力を制限しようとする思想および制度」だと言われておる。
つまりニッポン国の政治は、法に従って行なわなければならんということ。
立憲主義は世界の民主主義国家の常識でござる。
ところが今回の法案はというと、憲法学者の多くが「違憲」としておるわけですから、立憲主義そのものを否定するものとなる。
憲法9条なんぞは、すっかり空洞化し「事実上の憲法改正」が、一内閣でいとも簡単に行われたことになる。
今回の法案に賛成する極右の皆さんは、「中国脅威論」を盾にして、集団的自衛権行使が重要だとか申します。
しかしこと中国に対しては、これまで70年間認めてきた「個別的自衛権の行使」で対応できること。
尖閣諸島に中国がやってくるなら、個別的自衛権で対処できるジャン、ってことだ。
だから今回の法案は「アメリカの戦争に参加して、地球の裏側で自衛隊員が血を流すこと」が目的となる。
アメリカに唯々諾々と追随してきたニッポン政府ですが、今度はさらに血まで流してくれるわけですから、そりゃアメリカは大喜びじゃ。
相対的にアメリカ兵の死者が減るもんなぁ。
そんなこんなで、手順を踏んでまっとうに憲法を改正しないまま、「事実上の改憲」を行ったのが安倍総理なのだ。
何をどう取りつくろうとも、立憲主義を否定し、ニッポンの政治史を辱めた、恥知らずの総理大臣なのでござる!!