おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

隊員に遺書を書かせる陸自

2015年07月12日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス16度。

朝霧があたりに立ち込めておりまする。

今日はこれから晴れて暑くなりますというサインだ。

きのうは日中の気温がいきなり30度になりましたです。

ついこの間もストーブ焚いたような気がしたり、肌寒かったりしたような気がしますけど…

いずれにせよ一気に夏の到来でござる。

起床してから、家のあちこちの窓を開け放っておって、外の清々しい空気がなんとも心地よい朝なのです。

数日前は6時の気温が一桁だったりしましたから、変われば変わるものです。

おぢの体調もようやく戻ってきたような気がします。

健康のバロメーターはというと、朝いつもの時間にスムーズに起床できるかどうか。

ムリして起きたり、なかなか起きられないときは、どこか不調ということになっておる。

考えてみても、みなくても、60年以上も使い続けておる体ですから、いつガタが来てもおかしくない。

いたわりながら、騙し騙し、今後もお付き合いさせていただくことにしております。

さて、

きのうの「TBS報道特集」、興味深く拝見いたしましたです。

まずは番組が独自に入手したという自衛隊の内部資料に驚いた。

陸上自衛隊が、隊員に遺書を書かせておったというのだからびっくりだ。

それもいわば「命令」なのです。

陸上自衛隊のすべてで行われておるようではないのですが、遺書を書いて、上司が見ることが可能となっておる個人ロッカーの上部に置いておけというのです。

実際書いた人も出演しておって、生々しい言葉を述べておりました。

中には、白紙のままロッカーに置いておいたら、叱責された人もいるとかで、そこは大問題でござる。

遺書を書かせることで、職務上「死を覚悟」してもらおうとでもいうことらしい。

とはいえ、強制的に書かせるというのは、不気味で気持ちが悪い。

ムチャクチャだった旧日本軍の体質がいまも残っておるようでゾッといたします。

今回の安保法制で「自衛隊員のリスク」が問われる中、強制的に遺書とはねぇ、、、

そしてもうひとつは、台湾人女性の従軍慰安婦問題を取り上げておりました。

朝日新聞の誤報により、あたかも従軍慰安婦問題など、どこにもなかったかのような風潮になっておった今日この頃、再びここに焦点を当てたTBS報道部の勇気を称えましょう。

内容は、いまも台湾で暮らす90歳を超えた2人の元従軍慰安婦のインタビューや、現地で支援する団体の取材でござった。

2人は、異口同音に「簡単な看護婦の仕事」をしてもらうと言われて、ニッポン人に連れていかれて従軍慰安婦となったと話しておりました。

少なくとも当時の台湾では、日本人が十代の台湾人女性をだまして、従軍慰安婦に仕立てたのは間違いない事実のようです。

中国や韓国と違うのは、支援する団体がこれを政治問題化するのではなく、あくまでも元従軍慰安婦の女性の救済を求めていること。

ニッポンに親近感を持っておる台湾ならでは、ってことでしょう。

元従軍慰安婦の方は、もうほんのわずかしか生き残っていないわけですから、ニッポン政府が何らかの対応をしてあげて欲しいものです。

台湾の元従軍慰安婦の方すべてになんらかの補償をしたところで、2500億円を超えるという新国立競技場に比べりゃ、屁みたいなもんだと思いますがねぇ、、、