午前6時の気温はプラス21度。
天気予報では終日曇りのお天気ですが、いまは小雨がパラパラ降っております。
止むのかなぁ???
さて、
東京新聞電子版によると、安保法案に対し草の根の抗議が広がりを続けておるそうな。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015072902000106.html?ref=rank
無党派の学生グループ「SEALDs」が、東北にも結成されたという。
デモも国会前を中心に全国各地で行われているようで、なんだか嬉しくもなる。
ヨーロッパでは、何かあれば、あっちでもこっちでも若者たちが声を上げ、デモ行進しておる。
民主国家では至極当たり前の意思表示が、ニッポンでも行われていることに、70年安保世代のおぢは嬉しくもなる。
上記の記事中にある日本イラク医療支援ネットワーク事務局長の声が象徴的だと思う。
「日本が戦争に加担し、中立的支援ができなくなるとの危機感がある」。
西側諸国に籍を置いてはいるけれど、これまでのニッポンなら、イスラムでもキリスト教でもない中立的な立場が高く評価され、NGO団体もスムーズな支援が可能だった。
そう、ニッポンは戦後培ってきた「平和国家」としてのイメージがあるのです。
今回の法案は、これを覆すってことだ。
元衆議院議長で、自民党内ではリベラルな立場を貫いてきた河野洋平さんは、きのう名古屋で講演し以下のように述べておる。
「日本の平和主義の象徴は非核三原則や武器輸出三原則だ。こういうものが平和主義だ」
「その元締が憲法9条ではないか。『やればできるけれども俺たちはしないよ』というものだ」
「核兵器だって技術、カネで作ろうと言えばつくれるという人もいっぱいいる。そうかもしれない。武器だって売ればどんどんもうかる。だけどやらない。それが日本の平和主義のブランドを作ってきた」。
これに対し、アメリカと一緒になって戦争することを「積極的平和主義」などと言葉を弄んでおるのが安倍お坊ちゃまだ。
このままなら、法案は可決成立するのでしょう。
しかしこの法案は60年安保とも70年安保ともまったく別物。
戦後ニッポンを根底から変える法案だ。
これに抗議しないでどうする!! と思うのです。
だから、一党一派に属さずに抗議を続ける「SEALDs」の若者たちを、おぢは心から応援するのです。
ガンバレ「SEALDs」!!