おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

安倍総理のトホホな説明

2015年07月09日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス8度。

晴れの良いお天気です。

きょうは日中の肌寒さは解消するそうな。

ようやく本来の7月に戻るらしい。

ホッといたします。

ところで、4月上旬に始まったおぢの加齢による耳鳴りですが、強くなったり弱くなったりしながら、いまも続いておりまする。

すでに3か月が経過しましたが、薬効甲斐なく、このまま最期まで鳴りっぱなしか!?

ほとんど毎日、朝までしっかり寝られるので、そこは助かるのですが、仕事でパソコンに向かうと、音が大きくなるようで、たいした困る。

QOL(生活の質)に関わる問題だけに、本人としてはけっこうショック。

人生、なにが突然やって来るかわかりません。

世の中、ままならんことになっておるのです。

さて、

「安保法制」について安倍総理が自民党のネット番組で始まったそうだけど、もってこれがまことに突っこみどころ満載、トホホな解説なのだそうな。

初日となった6日の番組では、安保法案の必要性について「備えあれば憂いなしだ。戸締まりをきちんとしている家には、泥棒も強盗も入らない」と述べたら、視聴者からソッコー返事が来た。

「戸締りをきちんとすればいいなら、個別的自衛権で十分」

「友人(米国)と一緒に泥棒や強盗に出掛けていくのが集団的自衛権だ」と非難轟々。

7日の番組では、「アメリカの戦争に巻き込まれるということは絶対ない」と述べておるけど、そんな保証は法案のどこにも無い。

単なる「希望的観測」だ

さらに8日きのうの番組では「今回の法改正で自衛隊員は新たな任務も増えるが、新たな権限も与えられるのでリスクも減っていく」、だから「自衛隊員の武器使用権限の拡大などによって、リスクはかえって減ることになる」と述べたそうな。

武器が使えるようになるからリスクは減るって、どうだね?

さっぱりピンときませんっていうか、詭弁を弄しておる感じで、聞いてて気持ちが悪い。

自民党の番組という身内で意気揚々としゃべるさまは、「内弁慶のお子ちゃま」そのものでござる。

 JNNの世論調査によると安保法制に「賛成」の人は29%だったのに対し「反対」は59%。

政府・与党がこの法案を国民に十分説明しているかは「十分に説明している」が10%だったのに対して、「不十分だ」は85%。

ついでながら原発再稼動については「賛成」33%、「反対」は58%だった。

安保法案の賛成も、原発再稼動賛成も、国民の3割にとどまる。

どっちも国民の6割が反対でござる。

国民の世論とは違う方向を目指す安倍晋三をなんとか辞めさせる手立てはないのかねぇ、、、