おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

姑息な総理

2015年07月18日 | Weblog

 

午前7時の気温はプラス17度。

6時過ぎから小雨が降っておりましたが、いまは止んでおります。

とはいえ、台風から変わった低気圧が近づいておりますので、きょうはこのあとまた雨なのでしょう。

今晩は高校同期のお仲間十数人がご当地にやって来て、バーベキューの大宴会ってことでしたけど、どんなことになるんだろ???

写真は仁木町にある大江学園のハナショウブでござる。

札幌の八紘学園もきれいなんだろなぁ、、、

さて、

国民から、アスリートから、総スカンを食っておった新国立競技場を、きのう安倍総理は突如「白紙に戻す」とぶら下がり会見で述べた。

大枚2520億円の血税をどぶに捨てるアホな計画は止めるにしかずってことで、まずはよかった!!

なんとしても憲法違反の安保法案を通過させたい極右総理としては、新国立競技場の建設という余計なことで、さらに批判を浴びたくもないと思ったのだろう。

当たり前といえば、当たり前の着地でござる。

とはいえ、今回の一件については、アスリートの皆さんも強烈な反対を表明してくれて、これが大きく後押ししたのは間違いない。

五輪で銀、銅メダルを獲得した元女子マラソンの有森裕子さんの涙の訴えは、アスリートの気持ちを代弁しておったね。

加えて俳優の渡辺謙さんも新国立については「不思議なニュース、一杯国に借金があって建て直さなくちゃいけないのに、ずーっとお金がかかり続ける体育館を建てて世界に驚いて貰おうとする」と批判しておったそうな。

ついでながら渡辺謙さんは原発の再稼動にも批判的だそうな。

まっとうなお人なのですなぁ、、、

姑息で気に入らんのは、安倍総理だ。

当ブログでも書きましたけど10日の国会答弁で「(デザインを変更すれば)五輪に間に合わない可能性が高い」と述べておったね。

ところがきのうのぶら下がり会見では「1か月前から検討してきた」とのたまった。

これを世間では二枚舌と申します。

人間として「誠」ってもんがない、言葉の軽い男じゃねぇ、、、

似たりゴンベで不快なのは、サメの脳みそ元総理の森喜朗だ。

朝日新聞ネット版によれば「僕もそもそもあのデザインは嫌いだった」とか。

口あんぐり、呆れてものが言えません。

森元総理と文部官僚に振り回されて、この始末ってことなのに、なに言ってんだって話だ!!

それでも新国立競技場は、なんとか「平成のバカ査定」と呼ばれずに済んだわけでまことに喜ばしい。

この勢いをかって、憲法違反の安保法制、なんとしても葬り去りましょう!!