おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

五輪エンブレム、そもそも決定プロセスが不明朗

2015年09月02日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス15度。

無風で薄曇りのお天気でござる。

どうやら今日はこれから雨の予報。

きのう日中は良いお天気でしたけど、水、木、金と天気は下り坂みたいでござる。

いいお天気が続きませんなぁ、、、

ところで、

揉めに揉めておりました2020年東京五輪のエンブレム。

とうとう「取り下げ」だそうな。

当たり前でござる!!

そもそもの経過が、やたら不透明だとは思いませんか?

佐野研二郎さんの作品が、コンペで1位で選考されたのはいいとしよう。

だけどその後、2度にわたる変更ってば、なんじゃらほい???

最初の佐野作品に、類似したものが見つかった時点で、この作品はアウト。

そこで組織委がしなきゃならんかったのは、次点となった作品を繰り上げて、1位にすることだった。

次点となった作品だって、見てみたいぞおぢは!!

なのに、1度ならず2度も佐野作品を変更って、そりゃもう、「初めに佐野作品ありき」と受け取られてもしょうがない。

ここが今回のそもそもの大間違いなのでござる。

そして、佐野作品ありきで、2度の変更を加えて、ようやく出来上がった作品が、リュージュ劇場に似ておった。

これが提訴されるに至っては、もはや笑うに笑えません。

なんちゅうドタバタ劇か…

そして今回は、エンブレムが一般に公表されたとたん、類似作品やら、なにやらが、瞬く間にネット上に登場。

これを大マスコミが公表して、世間の皆さんも、組織委も知ることとなった。

ここが何とも凄い。

ネットの威力、まざまざと見せつけたのが、今回の顛末なのでした。

漫画家のやくみつるさんは「1964年五輪のマークがあるのに、なぜ作り直す必要があるのか。明快で荘厳。あれを超えるデザインはない」と申しておって、おぢも大賛成じゃ!!

若い方は知らんでしょうけど、1964年の東京五輪マークとはこのHPにありました

確かに荘厳な感じがいたしますわ。

美しいしね!!

これでいいじゃん、っていうか、これがいい!!

それにしても、新国立競技場もそうですけど、ニッポン国は決定するプロセスがまことに不明朗。

新国立競技場の撤回、エンブレムの撤回ってことで、2度あることは3度あってもおかしくない。

話はごろんと変わるわけですが、

ここは国民の多くが反対する安保法制も、トットと撤回してはどうかね、安倍総理!!

…と申しておきましょう。