おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

空飛ぶ「風力発電」に三菱重工ら出資

2015年09月06日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス10度。

間もなく一桁という、寒い朝でござる。

天候は薄曇り、無風でござる。

夏掛け布団を洗濯し、少し厚めの掛け布団に取り替えました。

おかげさんで、寒さを感じずしっかり就寝。

こうして季節は足早に移ろっていくのです、、、

ところで、

なんだこれ!? って感じの未来的な映像でござる。

実は、空飛ぶ「風力発電」だそうな。

「スマートジャパン」が伝えておる。

米国のベンチャー企業が開発した写真の「空中浮体式風力発電設備」の商用化を支援するため、三菱重工が出資するのだそうな。

また、発電のほか「通信基地局機能」を持つことから、ソフトバンクも出資するという。

つまりは携帯電話の基地局としても機能するってことだ。

動画もある!!

このベンチャー企業アルタエロス・エナジーズ社は、2010年にマサチューセッツ工科大学で設立された会社だそうな。

さすがMIT、優秀な皆さんは凄いこと考えるもんです。

この風力発電、なんといっても建築機材やコンクリートの基礎工事が不要だ。

だから、従来の風力発電に比べりゃコスト面で圧倒的な優位性があると、素人のおぢでさえ思う。

実際、発電コストは3.3~5.3セント/kwhというから、日本円で4~6円/kwhと格安じゃ。

しかも24時間以内で設置可能というから、すごい。

問題は耐久性と台風だろか?

必要なのは4つの機材

1)機材を上空に持ち上げるためにヘリウムを充填したドーナツ型「シェル」。

2)シェル内に固定した水平軸3枚羽根のタービン。

3)シェルを制御して電力変換などを行う地上局。

4)地上局とシェルをつなぐテザー(綱)だそうな。

これを高度100~600メートルに設置する。

高度600メートルだと、同規模の従来のタワー型風力発電機と比較して、約2倍の電力を得られるという。

送電網のない地域や離島、へき地、さらには災害現場に適しておるね。

これら地域、現場では、ディーゼルエンジンによる発電が一般的だから、強い競争力があると期待されているとか。

北海道でも、風の強い海岸線や畑で、あっという間に風力発電所ができる。

ソフトバンクは「当社としてはこの1年で技術を実用化したい。商用化第1号の発電機では出力200kwを狙う。その後、大型化していくだろう」としておる。

つまり今年中に実用化するというからすごいのです。

200kwは1300世帯分の電気だ。

ここ倶知安町は人口15000人ちょっと、7600世帯あまりってことで、これが6つもあれば町全体が賄える!!

町民人口5000人弱で、世帯数2300あまりのお隣ニセコ町なら、2基あればこと足りる。

いや、大型化するというから、そうなりゃ1基で十分かもしらん。

夢があって楽しいなぁ~

知恵を使えば、次から次へと新しい発電方法が出てくるわけで、危険でコストの高い原発なんぞにこだわっておる場合ではないだろ!!

…と思う朝なのでした。