おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

90歳「辰巳芳子さん」の言葉が重い

2015年09月18日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス12度。

雲が低く垂れこめて、どんより曇り空のお天気でざる。

予報によると、きょうのご当地、午後から雨だそうな。

外に放置しっぱなしのあれやこれや、午前中に片づけねばなりませぬ。

写真はきのうつくった「イクラしょうゆ漬け」。

生のすじこがお安くなってきたので、2本分漬けました。

今朝の朝ごはんでいただくのです。

うめぇどぉ~

ところで、

先日来、北海道を含め、あちこちで地震が起きるやら、阿蘇山が噴火するなど、いや~な感じがしておると書きました。

そしたらきのう、太平洋を隔てたチリで、マグニチュード8.3の大地震だそうな。

その津波がニッポンにやってきておるけれど、幸い、いまんとこ被害はない。

ホッとしておるところじゃ。

このところ大地震が迫っておるような気がして、気持ちがざわざわしておった折も折でござる。

ニッポンでも、心配されるような大地震がないと、いいのですがねぇ、、、

ついでながら、大地震と書いて「おおじしん」と読みまする。

「だいじしん」とはけっして読みません。

というのも、先日とある道内民放の夕方ワイドで、1日に1回は噛んでしまう美人アナウンサーが、仰々しい(ぎょうぎょうしい)を「うやうやしい」と読んで、呆れてもうたためじゃ。

美人だけど、小中学校の国語ができないパーだとばれちゃった。

美人ならなんでもいいのかテレビは!!

などとプンプンしたけど、今週号の週刊現代のグラビアにフリー女子アナの脊山麻里子さんのセミヌードが出ておって、すっかり忘れておった「もっこり感」が復活しそうになりましたわ。

やっぱ、美人が好きなのよ。

すまんね!!

さて、

朝日新聞電子版に料理研究家の辰巳芳子さん(90)へのインタビュー記事が掲載されておった。

結婚生活は戦争で引き裂かれ、わずか20日しかなかったという辰巳さん、今回の安保法制について、すとんと落ちる一言を申しております。

いまどきの90歳、あなどれません。

辰巳さんは安保法案の審議が大詰めとなっておることについて、こう答えておる。

「恐ろしい気がします。これで日本はやすやすと米軍を手伝う国になってしまう。米国の戦争をちょこっと手伝えば、中国を黙らせておけると考えたのでしょうか。憲法の解釈を内閣ごとに勝手に変えてよいことになってしまった。人間いざという局面に立つと、正しい解釈など困難です。政治家は自衛隊を戦場へ送るだけ。隊員のいのちまでは守ってくれません」。

米国の戦争をちょこっと手伝えば、中国を黙らせておけると考えたのでしょうか」とは、法案を支持する皆さんの心情をうまく表現しておるね

そしてこうも申しておる。

「戦時統計を調べました。戦場に赴いた日本の若者のうち、戦闘でいのちを落としたのは3割。残り7割はなぜ亡くなったとお思いですか? 餓死なんです。軍の愚かな作戦で、失わなくてもいいいのちを失った。生き続けたいと思って死んでいった人々のいのちと引き換えに作られたのが憲法9条です。彼を含む230万人のいのちの対価です」。

230万人の英霊の対価が、いま風前のともしびでござる。