午前6時の気温は、な、な、なんとプラス7度。
いよいよ一桁の気温でござる。
さて、
報道ステーションが大スクープでござる。
安倍政権が、集団的自衛権行使容認の根拠とする砂川判決ですが、実は「自衛のために必要な武力、自衛施設(自衛隊)をもってよいとすら言っていない」ことが分かっちゃった。
報ステが砂川判決の最高裁判事である入江俊郎さんの家族に接触し、入江判事直筆の「判決を解説したメモ」を発見したのです。
このメモで砂川判決を出した当時の最高裁判事の入江さんは、自衛隊すら認めていないことがわかったのです。
だから集団的自衛権など認めるはずもない、って話なのだ。
高村さん、呆れますなぁ、、、
砂川判決は集団的自衛権を認めたものだとのたまっておる高村副総理、笑えませんってば!!
テレ朝の調査報道が実を結んだわけで、政府の大ウソを暴くという、歴史的な大スクープとなりました。
砂川判決は、集団的自衛権行使容認だと申しておった政府の大ウソが、満天下にばれちゃった。
安保法案、これでは廃案だろう。
そんな昨夜も国会前では4万5000人が「廃案」を叫んだそうな。
安倍総理は昨日の参院特別委員会で「法案が成立し、時が経ていく中において間違いなく(世論の)理解は広がっていく」とのたまったそうな。
だけど、時が経ったときのことを、想像してみてくださいな。
戦場からそう遠くない中東のある国、弾薬や医薬品を積んだ補給のための自衛隊のトラックが、仕掛け爆弾によって爆破される。
また、戦場から遠い野営地、テントで多くの自衛隊員が就寝中、深夜迫撃砲が十数発撃ちこまれる。
今度はこれまでのPKOとは決定的に違う。
アメリカの後方支援部隊として現地に赴いておるのですから、完全にターゲットとなる。
どういう結末になるのか、容易に想像できちゃいます。
どうしても安保法制やりたい皆さんは、自分自身が自衛隊員になるか、自分の息子を自衛隊に入れてからそれを言えよ!! って話っしょ。
「間違いなく世論の理解が広がっていく」とはよく言ったもんだわ。
常総市を中心に大きな被害を出した先日の川の氾濫、そしてヘリで行われた自衛隊による救助の様子をテレビで痛々しく拝見しておりました。
自衛隊員が懸命に救助する姿を観ておりましたけど、よく墜落事故を起こさなかったと、高い技術に関心をいたしました。
おぢは若いころ、仕事でたびたびセスナやヘリに乗りましたです。
ヘリコプターは何が怖いか、数少ない読者はご存知か?
多くの墜落事故の原因は電線への接触でござる。
高圧線だったり、一般的な電線だったりに、高速回転するローターがちょいと触れて墜落するのでござる。
今回の災害現場はというと、民家での救出がほとんどでしたから、そこらじゅうに電線がある。
電柱の下にしがみついておった方もおりましたけど、救助はもう命がけじゃ。
そんな自衛隊員を、自国民のためではなく、海外のわけわからん戦争で死なせてよいのかね?
カミソリと呼ばれた自民党の官房長官、後藤田正晴は「一度でも自衛隊を海外に出すと無制限にどこへでも出ざるを得なくなる」と述べ、「アリの一穴を開けてはいかん」と申したとか。
警察官僚で、過激派対策を進めたお方でしたけど、清廉な政治家だったと記憶しておりまする。
単にアーミテージのレポートのまんま、自分の爺さん岸伸介が申しておった通り、それをただただ実践するお坊ちゃま。
そんな男が一国の総理ではどもこもならんでしょ!!