おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「温泉県」に「うどん県」、PR不足の北海道、このままでいいのか?

2016年08月01日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス20度。

あたりは朝霧に覆われておる。

どうやらきょうはようやく晴れのお天気となるような。

札幌管区気象台の予報では、曇りのお天気で、ところにより夜の初めに雷を伴い激しく雨が降るとか。

「ところにより」はどこのことだ???

そんなこんな、スカッとしない陽気ですが、きょうからいよいよ8月でござる。

2016年も「夏真っ盛り」ってことですわ。

ジリジリ暑い夏ではありませんけど、そこそこには暑い。

写真はきのう夕方、ホテル甘露の森で開かれた「甘露の森の夏まつり」。

ジムで汗を流したあと、ちょっとだけ立ち寄ってみたのです。

時間が早かったせいか、人出も少なかったのですが、それでも屋台があって、ステージではあれこれ演奏やらパフォーマンスがあったり。

夏らしい光景が3日間繰り広げられておったそうです。

天候には恵まれませんでしたけどね。

さて、

東京都知事選は小池百合子さんの圧勝で終わりましたわ。

石原元知事の「厚化粧」発言で、怒った東京の女性がこぞって小池さんに雪崩を打ったか?

「先出しじゃんけん」と揶揄されながらも、「男前」な度胸と発信力も評価されたのでしょう。

与党統一候補で、東京電力の社外取締役まで務めておる方が、知事にならんかったのが幸いだったと申しておきましょう。

そんなニュースをヤフーで見たわけですが、そこでこんなCMを発見してひっくり返りました。

露天風呂で人々がくつろぐ中、水着姿の女性が次々現れて、湯船でシンクロを披露するからびっくり。

大分県が、元・日本代表選手が率いるシンクロチームとコラボした「おんせん県」PR動画だそうです。

そういえば、以前、地元出身の俳優さんを使った香川県の「うどん県」のCMってのもありました

ニッポンの各県では、それぞれ工夫して観光客の誘致に必死でござる。

翻って、我が北海道はどうだ?

かつて北海道旅行といえば、若者「定番の旅」でござった。

大きなリュックを背負って、駅の改札口を横になって出入りすることから「カニ族」と呼ばれた皆さんが、10日とか1週間、場合によってはそれ以上、道内旅行を楽しんでおりました。

ところが昨今は、そんな姿はさっぱりだ。

今は台湾なんかが人気ですわ。

それでも本道を訪れる観光客の総数が減っていないのは、いわゆるインバウンド(海外から日本に来る観光客を意味するそうな)のおかげ。

本道観光を支える観光客の実態は、これに頼り切り。冬のご当地はそのサンプリみたいなもんですわ。

数多くの外国人客に加えて、そこに国内のニッポン人旅行客が乗っかって増えれば、北海道経済にもいい影響があろうというもんだ。

道庁など行政が、そのための努力をちゃんとしておるかとうか、というそこが大問題ですわ。

大分県や香川県が上記コマーシャルなんかで奮闘しておるというのに、我が北海道は何してんだ!?

って話なのだ。

インバウンドだって、中国経済が不安定ゆえ、いつポシャるかもしれません。

ご当地の地価高騰だって、雪が降らなきゃアジャパーだ。

とにもかくにも、国内の旅行客を北海道に引っ張ってくる努力をしないとヤバいんでないの。

北海道経済を元気にするには、外国人に加え、国内客の誘致が必須だと思うけど、どうよそのあたり???