午前5時半の気温はプラス22度。
細かな雨がときおりパラパラ降って、時おり強い風が吹き、木々がゆらゆら揺れておる。
台風接近中の朝でござる。
暖かい空気も入り込んでおるようで、ご当地の雨の確率は午前中50%、夕方にかけて40%、夜は80%だ。
今年初めて台風の右に位置することになるご当地、今夜からあす未明にかけて暴風雨に要注意なのです。
写真のように、ついいましがた虹が出ておりました。
妙なお天気じゃ。
そんなことで、強風に備え、外に放置してあるものが飛ばされないよう、午前中のうちにそそくさと片付けることにいたします。
昨夜は休肝日でした。
2夜連続の呑み会は楽しかったけど、体に堪えました。
しっかりお酒を休んだせいか、今朝の目覚めはすこぶるよろしい。
体調もそこそこ良好でござる。
下の写真は、毎冬オーストラリアからやって来るバーバラさんからいただいたカレンダー。
大きな間違いを発見いたしました。
アップしたのがこちら。
27日の次が8日とはねぇ、、、
わが国では絶対に発行されないであろうカレンダーです。
ニッポンなら、発注者も納得しないし、もし発注する側がこれでいいといっても、印刷会社が意地でも刷り直す。
オーストラリアは「ま、いいか」ってかんじなのか?
お国柄ってことで、なかなか面白い。
さて、
きのうの日経新聞電子版が「東証1部企業の4社に1社、公的マネーが筆頭株主 市場機能低下も」と 危惧しておる。
まことにごもっともじゃ。
株価は自由な市場経済の下で形成されるという。
1株あたりの利益だったり、利回りだったり、業績の良し悪しで株は買われたり売られたりする。
ところがギッチョン、我がニッポン国では東証1部に上場する会社の4社に1社の筆頭株主が、GPIFだったり日銀だったりの公的マネーというから驚いた。
日経新聞は以下のように書いておる。
「株価を下支えする効果は大きい半面、業績など経営状況に応じて企業を選別する市場機能が低下する懸念がある」
つまりは自由な経済の下で形成されるはずの株価が、公的年金や日銀の売買に左右されるということだ。
自由主義経済国では考えられん異常事態でござる。
だから日経は「日本株は『官製相場』の色彩が強まっている」と指摘しておる。
大量の資金が企業の業績に関わらず投入されてしまう可能性ありってこと。
そうなると、業績が悪くても、経営が多少怪しくても、その企業の株価が下支えされて、企業は資金調達が容易になる。
潰れるはずの企業がゾンビのように生き残るって、そりゃ自由主義経済の根幹を揺るがす一大事ではないのか?
ヤバくないか?
業績の悪い怪しい会社の株は売られ、結果、市場から退場を命じられるのが当たりまえでしたけど…
記事によると、「経営の規律が弱まり、企業統治の面でも問題が大きい」と三菱UFJモルガン・スタンレー証券の芳賀沼千里チーフストラテジストは指摘しておるそうな。
聞き飽きた「デフレからの脱却」も、消費者物価が下がってどうやらデフレに逆戻りじゃ。
日銀の貸出金利はマイナスのままだし、ニッポン経済が上向いたという話もさっぱり聞きません。
こうしたことに加えて、今回の公的マネーによる「株の爆買い」、なんだかおかしな感じがするのはおぢだけでしょうかね?