おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「映画“男はつらいよ”~寅さん誕生 知られざるドラマ~」再放送はBSで9日11時45分

2016年08月07日 | Weblog

 

午前8時の気温はプラス21度。

セミの鳴き声がジイジイ聞こえる快晴の朝でござる。

そんな朝というのに寝坊しております。

昨夜酒を呑んだわけでもないのに、いつもの時間の起きることができませなんだ。

疲れがたまっておるのでしょうか?

はたまた歳のせいか?

10時間も寝てましたわ。

「年寄は早起き」と言うのはウソじゃん!! と思います。

それから慌てて仕事で出かけ、昼前に戻りました。

更新が遅れてごめんなさいね。

昨夜は録画してあったBSプレミアム、アナザーストーリーズ「映画“男はつらいよ”~寅さん誕生 知られざるドラマ~」を拝見しましたです。

今年は渥美さんの没後20年だそうです。

早いものです。

「男はつらいよ」は、そもそもフジテレビで放送し、この最終回で寅さんがハブに噛まれて死んでしまいます。

それに怒った視聴者がフジテレビに抗議の電話。

フジテレビには抗議電話が鳴り続け、あまりの人気なので山田洋次さんも腰を上げ、劇場版がスタートしたのは有名な話。

ですが、改めて、当時のフジテレビ関係者のインタビューがあれこれ面白かった。

そして何より、男はつらいよの最終回1995年の「寅次郎紅の花」撮影の際に、NHKが2か月間密着した記録があったという話は知らんかった。

渥美さんは、この手の取材はそれまで一切断り続けてきたそうな。

私生活は全く謎の人物なのです。

この最終回の撮影後に、渥美さんは肝臓がんで亡くなるのですが、死後3日間はこのことが隠され、家族で葬儀を終えた後、山田洋次さんに伝えられたというから驚いた。

それも渥美さんの遺言だったそうな。

昭和40年代のフジテレビ版「男はつらいよ」から付き合いのある山田洋次監督さえも、渥美清の自宅を知らず、家族にも会ったことがなかったというのには驚いた。

渥美さん徹底して秘密主義だった。

そしてこのインタビュー中に、アメリカ映画スーパーマン話が出てくる。

渥美さんは「スーパーマンのロケ現場で子どもがスーパーマン役に『飛べ!!』っていうんだけど、飛べやしないよねぇ~ワイヤーで吊らなきゃ飛べないんだよ…」と呟く。

元気で威勢のいい映画の中の寅さんと、ガンにむしばまれた本名の田所康雄の実情を、映画スーパーマンに例えたのでした。

詳しくは9日深夜11時45分からBSで再放送されますのでご覧くださいな。

数々のエピソードに唸るドキュメンタリーでした。