おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

美術館でジャズ

2017年10月29日 | Weblog

寝坊いたしました。

午前8時の気温はプラス13度。

ストーブは燃えておりますが、ずいぶんと暖かです。

きょう日中は最高気温が17度まで上がるそうです。

午前中は曇りのお天気で、午後から雨だそうです。

明日はというと、最低気温プラス3度で最高気温は4度だ。

一気に寒くなるようなのです。

そんなことで、きのうタイヤの交換をしてまいりました。

雪への準備、冬支度、あれやこれや備えておかないといけませんけど、薪割りがまだ残っておるのよねぇ~

そんなこんなの昨夜、

隣町の共和町にある「西村計雄記念美術館」へ行ってまいりました。

この美術館の開館イベントで、上記写真のジャズライブがあるというので聞きに行ったのです。

写真右奥の「魔女」は、この美術館の学芸員さん、この日はハロウインの催しもあったのです。

美術作品に囲まれながら聞くジャズ、なかなかよろしいのでした。

パリで活躍した画家の西村計雄さんは、旧小澤村、現在の共和町生まれ。

画家を目指して上京し、東京芸大の前身東京美術学校に入学する。

その同期には「爆発だぁ~」の岡本太郎さんもおったそうです。

その西村さんの作品を所蔵しておるのがこの美術館。

今回は18周年記念ということで、札幌のジャズバー、「スローボート」からベースとピアノの二人がやってきて、スタンダードを中心にあれやこれやを披露してくれたのです。

終了後には、西村計雄さんの次男が営むチーズ工房のチーズやワインで交流いたしました。

実は、札幌のスローボートにはかつてずいぶん通っていたことがある。

30代のころですから、もう30年以上も前のことだ。

当時は女性二人で経営するジャズバーでした。

10年ほど営業したのですが、もう一人の女性がガンで亡くなってからは、このお店を、札幌で活躍しておったピアノの福井良さんが引き継いで今に至る。

当時は、小説「マドンナのごとく」で知られる作家の藤堂志津子さんとよくこの店でお会いいたしました。

ほとんどいつも、へべれけ状態でしたけど、いまはどうしておられるのか?

そんなこんな懐かしいあれやこれやも思い出しました。

そして、心地よいジャズの調べとワインにチーズ、そして、先年亡くなった福井良さんの奥さんとお話できてたりで、楽しいひとときを過ごしたのでした。

ではありますが、苦言を一つ。

ライブ終了後に「館長肝いり」という抽選会があったのですが、これがもう長々と続いて呆れましたです。

わざわざ子どもたちに抽選箱の中から数字の書かれたカードを引かせるのですが、チャッチャと進めればいのにうだうだ、うだうだ。

誰も抽選会を楽しみに来ておりません。

演奏を楽しく聞いたあとで、ワインとチーズを楽しみにしておったのに、30分以上もしょうもない抽選会で呆れてしまいました。

楽しい時間がすっかり台無しになった、と申しておきましょう。