午前6時の気温はプラス14度。
きのうは、夜になってザンザン降りの雨でしたが、いまは止んでおります。
ですがきょうもお天気はよろしくない。
予報では、曇り時々雨で雷を伴う所があるそうな。
ご当地の天気の回復、あす以降のようでござる。
写真はこの夏始めていただいた「枝豆」、湯上り娘だ。
夏はこの枝豆にビールさえあれば、ほかになんの不満もないのがおぢでござる。
採れ採れのおいしい枝豆、最近は外国人もとうとう知ってしまって、ニューヨークなんぞでもすっかり定番。
いまやビールのおつまみ「edamame」として大人気だそうです。
「枝豆が人気で値段が跳ね上がる」なんてことになっては困る、と少々不安にもなるけど、さすがにそれはないだろね。
さて、
加計学園の加計孝太郎理事長が19日、岡山市内で緊急記者会見を開いた。
行政に「ウソ」をついた責任を取るそうで、理事長と事務局長の処分が決定したため、急きょ開いたそうな。
会見開始の2時間前、午前9時すぎに地元の記者クラブに通達したそうです。
ようは突然の記者会見なのだ。
加計学園理事長のような、いわば「時の人」の会見にしては、あまりに唐突。
フツーなら前日までに通告しておくべきだけど、当日の2時間前というのも、よく考えられた仕業だ。
1時間前では反発も大きくなるので、2時間の余裕を与えたわけね。
しかも、週刊誌など記者クラブに加盟していないマスコミの取材は拒否だ。
2時間前の公表では、東京から駆けつけるにも無理がある。
地元岡山の記者しか出席しなかったため、たいした質問もなく、会見は30分足らずであっさり終わったそうな。
大阪では大地震があり、ロシアではW杯の最中という、大ニュースの狭間を狙った会見と言われてもしょうがない。
「こっそり」「突然」だけど、とにもかくにも記者会見を開いたわけ。
どこぞの知恵者が事細かにアドバイスしたに違いない。
こういうのを世間では「姑息」といいます。
結果、加計理事長のマスコミ対策、大成功のようにも見える。
会見で加計理事長は、「ウソをついた責任」をとって、12カ月間、報酬月額の10%を自主返納するそうな。
行政にウソをついたことを「重大なコンプライアンス違反」と言いながら、報酬をわずか10%、1年間返上って、軽すぎだ。
「重大なコンプライアンス違反」ですから、理事長を辞めるのが世間でいうところの身の処し方ってもんだろ。
これについて愛媛県の中村時広知事は20日、「今後しっかりした形で会見されるのではないか」と不満を述べておる。
「加計理事長と安倍総理の面会」はなかった。
また愛媛県が作成した文書に、学園担当者の話として、首相が2015年2月25日に加計氏と面会し「獣医大学の考えはいいね」もなかった。
今回の記者会見、おぢのような正直者には、あれもこれも「なかった」ことのアリバイづくりにしか見えません。
一つのウソが次々とウソを産み出し、連鎖する。
モヤモヤ感、不快感ばかりが募る、ニッポンの今日この頃です。
毎日新聞の投稿川柳にこんなのがあったという。
「膿(うみ)出すと言ってる人がウミの親」
これはしっかり納得しますなぁ~