おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

福祉は切り捨て!?施設の理事長が「嘆き節」

2018年06月14日 | Weblog

午前7時前に目覚めました。

体調がいいと、午前5時半には起床しますけど、なんだか体がだるい。

どうしたことか?

実は昨日からハニーさんの体調がよろしくなくて、夕方には寝込んでしまった。

ハニーさんにおかゆをつくり、おぢはサバ缶とサケのハラスにビールという夕食でした。

普段から夕食は軽く済ませますけど、昨夜は一段と軽かった。

ハニーさんに合わせて、午後9時半には就寝しましたが、今度はおぢが起きられなかった。

ハニーさんの風邪がこっちに移動したのかもしれませぬ。

ここんとこ、肌寒い日が続いていますので、そのせいでしょうかね?

午前7時の気温は8度、曇り空できょうも寒い。

最高気温も11度に止まる。

スカッとしないお天気の日々が、しばらく続くようなのです。

写真はきのう日中、細かな雨の中、デッキで箱座りするニャンコ。

ポカポカの家におればいいのに、あんたは風邪引かないのか???

さて、

おととい、史上初の米朝会談が行われました。

春先までは、戦争の可能性まで指摘されておりましたから、とにもかくにも話し合いのテーブルに着いてよかった。

「北朝鮮の脅威は『国難』」とまで申しておったのは、だれあろう安倍総理だ。

おかげさんで、北朝鮮のミサイルが発射されるたびに「避難訓練」させられたり、Jアラートとかいう戦時中の空襲警報みたいなもんが喧しく鳴り響いた。

そんなことで、高価な「ミサイル防衛システム」をご購入。

北朝鮮ミサイルに備えることになった。

その費用、1基600億円で、日本全土に2基は必要ってことで計1200億円にもなる。

こうしたカネについては「国難」ですから大盤振る舞いだった。

きのう、我が家に町内のある障害者施設の広報紙が届いた。

これによると、今年4月の「障害者総合支援法」の改定で、「報酬」が大幅に減額されたのだという。

報酬とは給付金のこと。

この事態に、施設の理事長は「なんだかおかしい」と嘆いておりました。

理事長さんの試算によると、小さな施設ですが、ここだけで、年間254万円を超える給付金が減額されるそうな。

今回の報酬改定は、「ニッポン一億総活躍プラン」に基づくもの。

「障がい者の就労支援の推進」が掲げられ、障がい者の工賃や賃金の向上、一般就労への移行の促進、就労の定着や充実、サービス向上を図るための「改定」だそうな。

国は、「賃金やサービスの向上を図れ」といいながら、給付金を減らす。

障がい者の工賃をもっと多くするためには、「売り上げ」を増やさないとできません。

なにせ、「商売が評価の対象」になるのだそうな。

つまりは売り上げによって、報酬という名の給付金が大きく変わることになるそうだ。

売り上げを上げるための「売り上げ増のためのプラン」でもセットされておるならわかるけど、そんなもんはない。

売り上げ増については「施設の自助努力」にお任せ、つまりは「施設に丸投げ」ってことらしい。

障がい者施設に、急に「商才」を求めてもどうなんだ???

一方、サービスを向上するために職員への賃金増をしないさいともいう。

そうはいうけど、施設に対する給付金が減らされる。

施設では、先の見通しがますます不安定になってしまうのだ。

だから理事長は「なんだかおかしい」と嘆いておるわけ。

北朝鮮危機も当面は遠のいたわけですから、「ミサイルよりは福祉」だろう。

話題の日大には国の補助金91億円で、加計学園にも同様の補助金が国から提供されておる。

「ニッポン一億総活躍プラン」を名目に、福祉施設への給付金を減らすって、どうよそのあたり???