おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

原発無くても何の不都合もなかったのに… 次々と再稼動する不思議

2018年06月17日 | Weblog

Eテレの体操が終わった午前6時40分の気温はプラス10度。

雲が低く垂れこめて、風も吹いておる。

予報によると、今日は曇りのお天気、日中の最高気温は18度で夜になって雨なのだ。

この先、気温は少しづつ上がってくるようですが、お天気はイマイチ。

きょう仕事が終わったら、薪割りか草刈りをしようかしらん。

体調は100%に戻っておりませんけど、涼しい作業日和なのです。

さて、

九州電力は16日、玄海原発4号機を再稼働したそうな。

発電再開に向け準備を進めるそうだ。

2011年、福島第一原発の過酷事故があってからというもの、国内の原発は全て停止した。

それがここんとこ、次々再稼動しておる。

これで、5原発9基めだそうな。

国内の原発が全て止まった際、「電気が足りなくなる」とか申したけど、実際には安定供給された。

ニッポンの原発がすべて停止しても、節電効果などで、ニッポンの炭素排出量は増えなかったと、アメリカのエネルギー省は伝えた。

経済までも、おかしくなるとか言われたけど、それもなかった。

すべて、経産省と原子力ムラ、原発推進派による大ウソでした。

おかげさんで省エネもずいぶん進みました。

我が家の白熱灯は100%LED電球になり、残りは蛍光灯になった。

毎月の電気料金、2011年までは月間1万円程度でしたけど、省エネが進んだいまは7000円台と2~3割下がった。

電気料金を大きく減らしたのは(1)LED電球への変更(2)古い冷蔵庫を省エネタイプに変更。

この2つだけで電気料金は大幅に安くなった。

冷蔵庫の更新は節約に大いに貢献しておる。

さらに、電力会社を選択できるようになり、「北電」から少し安い「市民生協」の電気へ変えた。

こうした省エネ対策は、福島の事故のあと、ニッポンの多くの家庭でも行われた。

ニッポンの家庭用電力は2~3割程度削減され、役場などでも大手電力会社から、安い新電力へ切り替えが行われた。

庁舎の建て替えもあちこちで行われてますけど、新庁舎ともなれば省エネはいっそう進むことになる。

さらに、さらに、ニッポンは少子高齢化も極まり、人口が減少中だ。

なんだかんだ、電力消費が増える要素など丸きりない。

ようは電力需要は先細りなのだ。

しかもニッポンは自然エネルギーの活用が世界レベルに比べ遅れておる。

洋上風力発電などニッポンに向いた自然エネルギーの活用もいまひとつ。

ってことで、原爆でもつくる以外、原発の必要性はゼロでしょ!!

被爆国であるニッポンが原爆を所有することなど、到底許されませんから、原発なんぞまったく必要ない。

そして、最も危惧されるのが地震大国ニッポンが地震の活発期に突入したってこと。

困ったことに、ニッポンの原発はすべて、海岸線にある。

どこぞの原発が大津波にやられて、福島のように全電源喪失となれば、ニッポンは今度こそアウトだ。

原発ゼロを目指すドイツは、いま電力を輸出しておるそうな。

コストがほぼゼロの風力発電と太陽光発電を大量に導入したためだそうな。

自然エネルギーの比率は33%、3割を超えておる。

我がニッポン国はわずか15.6%に止まるのです。

原発はもう止めて、自然エネルギーにシフトしてはどうかね。

原発の廃炉事業も、2030年までに総額29兆円近くに達するとされる。

原発は廃炉で雇用も生まれるし、この先、市場規模もどんどこ膨らむ流れの成長産業だ。

廃炉だって、5年や10年ではありません。

20~30年もかかるというから、「原発解体産業」けっこう長い。

廃炉産業によって、地域経済は潤うんでないの?

原発は廃炉で八方すべて丸く収まると思うけど、そこんとこどうよ!?