おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「韓国駆逐艦レーダー照射」、一大事かと思ったら「大騒ぎしなくてよい」と田母神さん

2019年01月03日 | Weblog

ゾゾッと寒くて目が覚めました。

そしたら午前6時の気温は、な、な、なんとマイナス17度なのだ。

雪は降っておりません。

正月三日のご当地羊蹄山ろく、いきなり冷凍庫ですわ。

「なんでこんなに寒いんだ!?」とおぢはビックリ仰天。

つい先ほどのNHKラジオによると、同じ羊蹄山ろくの喜茂別町では、今朝道内で一番寒いマイナス24度を記録したそうな。

ご当地周辺、なんだか異常に寒いのよ。

Eテレ体操を終えたころ、ようやくしらしらと夜が明け始めましたけど、寒いまま。

温度計を確認したらマイナス18度に下がっておりました。

いやはやな朝でござる。

さて、

ちょっと旧聞ではありますが、海上自衛隊の哨戒機が、韓国海軍の艦船からレーダーを照射された問題ですわ。

「射撃用の火器管制レーダー」だそうで、いわゆる「ロックオン状態」だったというから尋常でない。

同盟国に対してすることではございません。

ニッポン国民、怒って当然ではありますが、一部ネトウヨは「次回からは攻撃とみなして即座に撃沈すべき」とか、「戦争だ」とかたいした勇ましい。

レーダー照射を認めない韓国にも困ったもんだけど、やれ戦争だと大騒ぎする一部のネトウヨもいかがなものかと思います。

その後、レーダー照射の映像を日本側が公開すると、韓国側は「安倍首相が韓日の軍事問題を国内政治に利用しようとしている」と応酬。

日韓関係、さっぱりよろしくない。

一般家庭でもそうですけど、お隣ご近所とは仲良くするにこしたことはない。

引っ越せとか、出て行けとか、お互いにそんな面倒なことになっては、日常生活に支障が出る。

出来るだけ仲良く、快適に暮らすのがご近所同士ってもんだ。

家庭もそうなら、隣国同士もおんなじ。

隣国を取り換えるわけにはいきません。

などなど、冷静に対処するのがよろしいと思っておるおぢですが、元航空幕僚長にして、ネトウヨの親分みたいな田母神俊雄さんが「全く危険ではない」とか申しておってまことに興味深い。

曰く「韓国艦艇が海自対潜哨戒機に火器管制レーダーを照射したことで日本政府が危険だということで韓国に抗議したという。全く危険ではない。火器管制レーダーは近年フェーズドアレイ方式で常時ほぼ全周に電波を出し続けている。だから周辺にいる航空機などには電波照射が行われてしまう」そうだ。

元航空幕僚長が言うのだから間違いないのだろう。

ニッポン人としては、レーダー照射でロックオンは、けっして愉快ではないけど、そう大騒ぎするものでもないらしい。

つまり「ミサイルが発射されるには艦艇内の複数部署で同時に安全装置を外す必要がある。だから火器管制レーダーの電波照射が即危険だということにはならない」そうなのだ。

田母神俊雄さんといえば、「日本は核武装すべき」だとかなんだとか申しておって、ネトウヨの神様みたいなお方なのだ。

その方がレーダー照射について「たいしたことない」みたいなこと言っちゃったもんだから、ネトウヨこぞって大反発、大騒ぎなのだそうな。

今回、レーダー照射されて、自衛隊に実害でもあったらそりゃ大変だろうけど、特に何もない。

田母神さんならずとも冷静な対応が必要ですわ。

なにせ隣国を取り換えるわけにはいかないわけで、しかも同盟国ですからねぇ、、、

敵対心を煽ってばかりでいいのかね?

思い起こせば、警戒警報Jアラートを鳴らしまくって、北朝鮮の脅威を散々煽ったのが安倍政権だった。

おかげさんでアメリカと北朝鮮が急接近すると、すっかり蚊帳の外に置かれたのも安倍政権だ。

「拉致問題は最重要課題」と申しておった安倍さんですが、そんなこんなでは、拉致問題の前進などあろうはずがない。

いやはやですなぁ~