午前6時です。
まだ外は真っ暗で、気温はマイナス7度。
ちらちら雪が降っております。
積雪はわずかばかりなので、きょうのデッキの除雪は簡単に終わりそうだ。
問題は、薪小屋と物置小屋ですわ。
ここ数日の当ブログで「薪小屋の除雪します」みたいな「やるやる詐欺」しておますけど、もうそろそろ限界なのです。
きょう中に決着しないと、相当ヤバい。
夕方からはジムで汗を流しますゆえ、それまにでは片付けることにした。
考えてみれば、おぢは子どものころからそうだった。
母親に「宿題、いつやるの!」といつも叱られた。
そしてお決まりの文句が「いまやろうと思ったのにぃ~」と大ウソこいたのが若き日のおぢ。
確かに宿題はしなきゃとは思ってはいるけれど、なるべく先送りしたいわけ。
このあたり、おぢは100年前から全く変わってない。
以前も数回書いたことがあるけれど、浪人しておったある旧友の下宿でのこと。
部屋を訪ねたら、隅の方にごみの山がある。
しかもよくよく見ると、ウジがわいている。
びっくり仰天して、旧友に「ウ、ウ、ウジがわいてるぞ!!」とおぢ。
そしたらその旧友、「見ないようにしている」と一言。
「心頭滅却すれば、火もまた涼し」とか言いますけど、ウジもそうか?
若き日のおぢ、絶句いたしました。
肝が座っておるというのか、なんというのか…
少なくとも「いま、片づけようと思っていた」と言わんかった。
先送りも何も、ようするに「やらないんだ!!」といたく感心したのです。
この日以降、この旧友に一目置くことになったのは言うまでもない。
あのときのウジはその後どうなったのか?
ハエになるまで放置、じっくり観察でもしたか?
後世、この旧友が「昆虫学者」になったという話は聞いてない。
行ったのは小樽の商科大学、いまは会社経営者だけど…
話は変わりますが、
きのうの昼、ハニーさんとスキー場周辺でご飯を食べようということに。
あのあたりは、「半年見ないと景色が変わる」ほど、雨後の竹の子のように次々と新たな建物が建つ。
その中の一つ、あるレストランがこの冬オープンしたので行ってみましたです。
スープとサンドイッチのセットが2000円で、コーヒーをいただいて税サービス料込みでひとり3000円ちょいという立派なお値段でした。
ちゃんとしたレストランだからそんなもんか…
客のターゲットは外国人の富裕層なのでしょう。
ほかに客がいなかったので、ウエートレスのおねーちゃんとあれこれお話をした。
聞けば北広島市の大学生だそうな。
電車で大学に通うという。
「今年は就活です」というから4月で4年生か?
ですが、何をしたいのか、どうすべきか、まだ何も決まっていないというのです。
同期の仲間は、公務員志望が多いとか。
「北広島なら日ハムが新球場できるから、楽しみだねぇ~ あなたの実家も近いし」とおぢ。
「ホントにできるんですかね?」とおねーちゃん。
「なんでも温泉に入りながら野球観戦できる凄い球場らしい」とおぢ。
「ふ~ん!!」ってことでいたく感心しておったおねーちゃん。
何をしたいか決まってないなら、地元で、しかも600億円という凄い新球場にかかわる仕事も悪くないと、瞬間、おぢは思ったのだ。
この一言で、おねーちゃんの就活のターゲットのひとつには「日本ハムファイターズ」がなるかもしらん。
この女子大生も、実は小樽商科大学の学生だった。
頭のいい大学生ですから、見ず知らずのじーさんの一言で就職先を決めるとは思えんけどね。
それでも大学生にテキトーなこと言っちゃったか?
相手は「テキトー爺さん」ってことなど、知らんもんねぇ、、、
就職は一生の大事、他人の言うことに左右されず、しっかり考えて決めてね!!
と少々後悔しておるおぢなのでした…