おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

若いころ、おぢも何したいかしっかり決まってなかったなぁ~

2019年01月06日 | Weblog

午前6時です。

まだ外は真っ暗で、気温はマイナス7度。

ちらちら雪が降っております。

積雪はわずかばかりなので、きょうのデッキの除雪は簡単に終わりそうだ。

問題は、薪小屋と物置小屋ですわ。

ここ数日の当ブログで「薪小屋の除雪します」みたいな「やるやる詐欺」しておますけど、もうそろそろ限界なのです。

きょう中に決着しないと、相当ヤバい。

夕方からはジムで汗を流しますゆえ、それまにでは片付けることにした。

考えてみれば、おぢは子どものころからそうだった。

母親に「宿題、いつやるの!」といつも叱られた。

そしてお決まりの文句が「いまやろうと思ったのにぃ~」と大ウソこいたのが若き日のおぢ。

確かに宿題はしなきゃとは思ってはいるけれど、なるべく先送りしたいわけ。

このあたり、おぢは100年前から全く変わってない。

以前も数回書いたことがあるけれど、浪人しておったある旧友の下宿でのこと。

部屋を訪ねたら、隅の方にごみの山がある。

しかもよくよく見ると、ウジがわいている。

びっくり仰天して、旧友に「ウ、ウ、ウジがわいてるぞ!!」とおぢ。

そしたらその旧友、「見ないようにしている」と一言。

「心頭滅却すれば、火もまた涼し」とか言いますけど、ウジもそうか?

若き日のおぢ、絶句いたしました。

肝が座っておるというのか、なんというのか…

少なくとも「いま、片づけようと思っていた」と言わんかった。

先送りも何も、ようするに「やらないんだ!!」といたく感心したのです。

この日以降、この旧友に一目置くことになったのは言うまでもない。

あのときのウジはその後どうなったのか?

ハエになるまで放置、じっくり観察でもしたか?

後世、この旧友が「昆虫学者」になったという話は聞いてない。

行ったのは小樽の商科大学、いまは会社経営者だけど…

話は変わりますが、

きのうの昼、ハニーさんとスキー場周辺でご飯を食べようということに。

あのあたりは、「半年見ないと景色が変わる」ほど、雨後の竹の子のように次々と新たな建物が建つ。

その中の一つ、あるレストランがこの冬オープンしたので行ってみましたです。

スープとサンドイッチのセットが2000円で、コーヒーをいただいて税サービス料込みでひとり3000円ちょいという立派なお値段でした。

ちゃんとしたレストランだからそんなもんか…

客のターゲットは外国人の富裕層なのでしょう。

ほかに客がいなかったので、ウエートレスのおねーちゃんとあれこれお話をした。

聞けば北広島市の大学生だそうな。

電車で大学に通うという。

「今年は就活です」というから4月で4年生か?

ですが、何をしたいのか、どうすべきか、まだ何も決まっていないというのです。

同期の仲間は、公務員志望が多いとか。

「北広島なら日ハムが新球場できるから、楽しみだねぇ~ あなたの実家も近いし」とおぢ。

「ホントにできるんですかね?」とおねーちゃん。

「なんでも温泉に入りながら野球観戦できる凄い球場らしい」とおぢ。

「ふ~ん!!」ってことでいたく感心しておったおねーちゃん。

何をしたいか決まってないなら、地元で、しかも600億円という凄い新球場にかかわる仕事も悪くないと、瞬間、おぢは思ったのだ。

この一言で、おねーちゃんの就活のターゲットのひとつには「日本ハムファイターズ」がなるかもしらん。

この女子大生も、実は小樽商科大学の学生だった。

頭のいい大学生ですから、見ず知らずのじーさんの一言で就職先を決めるとは思えんけどね。

それでも大学生にテキトーなこと言っちゃったか?

相手は「テキトー爺さん」ってことなど、知らんもんねぇ、、、

就職は一生の大事、他人の言うことに左右されず、しっかり考えて決めてね!!

と少々後悔しておるおぢなのでした…