午前6時の気温はマイナス8度。
まだ街灯がついておりますが、どうやら晴れのお天気です。
雪も降っておりません。
小雪の今シーズン、雪かきが少なくて助かります。
そんなご当地、倶知安町ではきょう町長選が行われます。
2期目の現職に、新人が挑む一騎打ち。
外国からの投資で日々変貌していく俱知安町、国内ではほとんど例のない大開発が続いております。
林野が1億円で売れたとか、2億円になったとか、300万円の土地が5000万円近くになったとか、その手の話は枚挙にいとまがない。
そんな中での町長選、町民はどんな選択をするのか大注目でござる。
さて、
厚労省の毎月勤労統計の偽装問題でござる。
約2000万人に雇用保険が計540億円少なく給付されていたというこの問題、週刊文春1月24日号によるとこうだ。
安倍総理は「被害者はほとんどいない。民主党もやっていたし、長妻さんの時代もあるよね」
確かに、これはさかのぼること15年にも及ぶ偽装だから、安倍政権以前の民主党政権も自民党政権も関わっていたことにはなる。
文春によると、ところがギッチョンなのだ。
「だが、安倍政権下では新たな偽装が起こっていた」というから穏やかでない。
記事によると「昨年1月分の調査から、厚労省は大企業の多い東京都で、本来の数字に近づける補正をおこなっていた」というのだ。
「こっそり隠ぺい」でもしようしておったんだろか?
「ところが17年までの過小評価された統計には、同様の補正を行わないまま放置」だそうな。
その結果どうなったかというと、昨年8月7日に速報された6月期の給与額は前年同月比3.6%増と突如として21年5か月ぶりに高い伸びを示したのだという。
ようは安倍総理が口にしていた「3%」を軽く上回ったのだ。
その5日後に安倍総理は講演会で「今世紀で最も高い水準の賃上げが実現した」と「アベノミクスの成果」を強調したのだそうな。
なんのことはない、アベノミクスの成果「盛られた」のだった。
これについて政治部デスクの話として、記事にはこうある。
「厚労省のデータ偽装は、財務省の文書改ざんと重なります」
完全に「第二の森友」ですわ。
国民民主党の山井さんはこう申しておる。
「厚労省のやったことは、統計法にもとる違法行為です。官僚が自らの判断でそんなリスクを冒すでしょうか。官邸やその周辺から“指示”が出たと疑われても仕方ありません」
当時の厚労大臣といえば、「安倍友」と言われた加藤勝信さんだった。
官邸からの指示がホントなら、どこもこもならん、安倍政治、腐りきっておるのだ。
安倍さんよ、1回でいいから国会で正直でまじめな答弁をしてくださいな。
と愚直に、正直に生きてきた、貧乏じいさんは思うのでした。
ヒデー話だなぁ、、、