おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

原発に「経済合理性はない」のごもっとも!!

2019年01月22日 | Weblog

きのうは更新をいたしませんで、数少ない読者の皆さま、ごめんなさい。

午前6時の気温はマイナス9度です。

きのうの朝とほぼ同じ気温だ。

きのうは大雪で除雪もいたしましたが、今朝は10センチほどの積雪。

今もちらちら降ってはおりますがね。

きのうは午前中、当ブログも書かずにボーっとしておって、午後2時過ぎにスキー場へ。

朝一スキーがいつものパターンでしたが、午後はどんなもんか行ってみたのです。

強風のため、リフトは1000メートル台地までしか動いておりません。

ってことで、コース外にも出られず、あまり混雑はしておりませんでした。

ゲレンデは固くなり、さっぱり面白くもなかった。

あらためて、ふあふあ斜面がニセコのスキー場の醍醐味と知ったのでした。

2本滑って、寒くて寒くて、1000メートル地点にあるカフェへ。

どんな人が来ておるのか、見回してみた。

従業員以外のニッポン人はおぢを含めてわずか数人、あとの100人以上はすべて外国人なのだ。

9割以上が外国人ってことですわ。

以前より「外国化」が進んでおる感じです。

イタリアを話すおじさん5人組のグループは、スプーンとフォークでラーメンを食べておりました。

スプーンはスープ専用で、麺はフォークだけでした。

世間で言われておるように、イタリア人はフォークに絡めた麺をスプーンの上ではクルクルしておりませんでした。

フォークは麺だけ、スプーンはスープだけで使っておりました。

スプーンの上で麺をフォークでクルクルするのは、ニッポンのばったもんセレブだけのようです。

ま、どうでもいいことですけどね!!

ところで、先日のスキーでもそうでしたが、スキー場では顔が従来より寒くて、痛いほど。

これまではヘルメットにゴーグル、ネックウォーマーでしたけど、ほかのスキーやスノーボーダーは皆さん、いわゆる「目出し帽」なのだ。

「そうか、これなら温かいかも!!」

ってことで、ネット検索したら、いまどきは「目出し帽」などと呼ばないことがわかりました。

おぢ並みの高齢者と想像される読者のみなさんは、これをなんと呼ぶのかご存知か?

いまは「バラクラバ」というのだそうな。

なんでもクリミア半島にある地名だそうで、クリミア戦争で使われて、それからこう呼ばれるのだそうな。

クリミア戦争って19世紀のことだけど、目出し帽ではダメなのか?

そんなことはどうでもいいけど、おぢはいつも御用達しておる、ノースフェースよりお安いモンベルのバラクラバを早速ネット購入したのでした。

きょうはいい雪ですから、スキーに行きたいのはやまやまですが、あすかあさって、バラクラバが届いてからにいたします。

さて、

日立が17日に、原発プロジェクトの凍結を正式発表いたしました。

これまで進めてきた英国の原子力発電所建設計画「ホライズン・プロジェクト」の凍結を社長が発表したのです。

これにより、今年3月期決算で3000億円の特別損失を計上したそうな。

ま、事実上の撤退ってことでしょう。

東洋経済オンラインが伝えております。

原発の輸出は、政府と三菱重工業が共同で進めてきたトルコへの輸出を断念したばかりだ。

残り、ベトナム、台湾、リトアニア、アメリカもアジャパーの可能性が高い。

原因は、これはもうはっきりしております。

福島の事故がきっかけで、安全基準が強化されたり、労務費も高騰したりで、ようはコストが高くなった。

加えて太陽光発電や風力発電のコストが下がり、電力の買い取り価格も下がったためだそうな。

記事では、これが原子力の再編・統合のスタートだと締めくくっておった。

安倍さんはアベノミクスの柱の一つとして原発輸出を画策したけど、いまや完全にアウトってことだ。

これからは次々とおきるであろう原発の廃炉と、これに伴う廃炉産業が大事になってくる。

以前も書きましたけど、福島の事故を契機に、ニッポンはそのノウハウを生かして「原発廃炉」のための技術を磨いて、国際貢献するべきでしょう。

廃炉技術を育てて、これを輸出するのが、ニッポンができる国際貢献ですわ。

若い自衛隊員を海外に連れて行って、命を危険に晒すのが国際貢献とは到底思えません。

ニッポンはニッポン人としてできることで国際貢献するべきだと思うけど、どうよ安倍さんそのあたり???