おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

防衛省も気合の入らない「イージスアシュア」のお粗末な実態

2019年06月14日 | Weblog

明るくて目が覚めてしまいました。

午前5時前です。

気温はプラス9度で晴れのお天気、木々がそよそよ風に揺れておる。

「初夏のそよ風」が吹いてます。

なのに、きのう午後からは室温が20度を下回って、とうとうストーブに火を入れました。

爽やかではありますが、なんだか肌寒く感じる2019年6月も中旬なのでした。

さて、

秋田県と山口県に配備される「イージスアシュア」です。

秋田市で過日行われた説明会では、防衛省・東北防衛局の職員が居眠りして住民から大ひんしゅくを買った。

どうやら防衛省のイージスシュアへの関心、かなり低いらしい。

というのも、先日も書いたようにイージスシュアがどうやらニッポンを防衛するには明らかに不自然な場所に設置しようとするからだ。

また、きのうの羽鳥モーニングショー「そもそも総研」でも申しておりましたけど、防衛という観点からは、設置型の「イージスアシュア」よりも海上配備の「イージス艦」の方がはるかに有効なのだそうな。

そもそもイージス・システムというのは、強力な電波を発して弾道ミサイルを探知し、迎撃ミサイルで撃ち落とすシステムだ。

だから、電磁波による健康被害も、迎撃ミサイルから切り離される落下物のリスクも、ほとんど問題にならないのがイージス艦だ。

そして、最も重要なことですけど、発射地点に近いところで弾道ミサイルをキャッチした方が撃ち落としやすいというわけですから、移動できるイージス艦が有利。

しかもイージス艦はイージスアシュアより3分の1のお値段、お安いのだ。

値段が安くて、ミサイルを撃ち落とす可能性の高いのがイージス艦なのだ。

イージスアシュアの方が人手がかからないともいうけど、施設防衛のための人員配置を考えればたいした違いもないそうだ。

値段が高くて、当たり前だけど北朝鮮ミサイルのターゲットになるのが地上配備のイージスシュアだ。

邪魔なものを排除しようというのが戦争ですから、地元住民がイージスシュアで心配するのは当たり前なのだ。

イージス艦のレーダーの照射力は電子レンジの5000倍という。

だからレーダー照射しているときイージス艦では、外に出てはならないそうだ。

これが地上配備のイージスアシュアだと、もっと遠くを警戒するので、さらに強力な電磁波を出すそうだ。

これを水平線方向に照射するわけで、住民の健康被害も危惧されるって話も、まことにごもっともなのだ。

また、軍事評論家の田岡俊次さんは「イージス艦の方がイージスアショアより機動性も高く防衛能力も高いが、90発搭載可能なイージス艦に今は8発しか積んでいない。だからイージスアショアを建設するよりもイージス艦のミサイル数を増やした方が効果的だ。自衛隊はこれを知りながら米国のために黙っている」

防衛省も内心では「イージスアシュアっていらんだろ、バカでないの?」と思ってるってことだ。

一体全体誰のため、なんのために6000億円も出して役立たずの「イージスアシュエア」を配備するのか、わけがわかりません。

防衛省をも無視してアメリカにこびへつらう安倍内閣、なんとも恥知らずと思うどけど、世間はどうだ???