激しい雨音で目覚めた午前5時です。
外気温はプラス12度、時折、強い風も吹いてます。
前線を伴った低気圧が通過するためで、大気は不安定。
きょう一日雨模様のお天気だそうな。
最高気温も18度に止まるとか…
外での作業もできないので、きょうはオイル漏れしているおぢの愛機「ハスクバーナ346XP」のメンテナンスをすることになる。
いまどきはネット上に対処の方法やユーチューブ動画があるので、見よう見まねで自力で修理ができる。
たぶん…
原因が疑われる部品もネットで「円陣」から取り寄せていて、きょう到着の予定だ。
便利な時代になったものです。
さて、
週刊文春6月20日号はお読みになりましたでしょうか?
標記の記事、「老後2千万 麻生は『金貯めてどうする』と言い放っていた」です。
記事によると「中略~麻生氏の本音は〝老後の面倒など政府では見たくない〟」だそうな。
実際13年1月の社会保障制度改革国民会議で、「死にたいと思っても生かされると適わない。政府のカネで(高額な医療を)やってもらうとますます寝覚めが悪い。ささっと死ねるようにしてもらうなどしないと解決策はない」と口にした。
あんたは金持ちだから政府のカネなんぞいらないわけで、おぢ的には「ふ~ん」って感じだ。
さらに16年6月に小樽での講演会では「(おカネを)何に使うのか決めてもらいたい。どうしたいんです? さらに貯めてどうするんです? 90歳になって老後が心配だとか、訳わかんない人がこないだテレビに出てたけど、オイ、いつまでいつまで生きてるつもりだよ」だとか。
悪いけど、いつまで生きていようが、個人の勝手です。
麻生さんは1940年9月20日生まれというから誕生日が来ると79歳だ。
「まもなく80歳って、麻生さん、いつまで生きてるつもりだよ!!」などと言われたら、あんただって、愉快じゃないだろ!?
記事には「莫大な資産を相続した麻生氏には『老後の心配』など縁のない話だろう」とある。
おじいちゃんは吉田茂ですからねぇ~ 「資産40億円」だそうだから、カネの心配などあろうはずがない。
そんなことだから、カネの心配をする老人の気持ちなど、わかるわけがない。
でもって、年金に関わる問題はというと「5年に1度行われる『財政検証』の公表」だそうな。
2004年に一九分けの公明党、坂口力元厚労相が「100年安心」と申した年金制度では、今後100年にわたって、所得代替率を50%以上に維持することが法律に明記されているという。
この所得代替率というのは「現役サラリーマン男性の平均手取り収入に対する平均的な夫婦の年金受給割合」のことだそうな。
噛み砕くと、年金はサラリーマンの手取り収入の50%以上を維持することが法律で決められたってことだ。
ついでながら、このときの自民党幹事長で「厚労族」を自認しておるのが安倍晋三さんだそうな。
そんなことで、
①「100年安心」は「年金制度が100年安心」だったってこと。
②年金の「定期健診」と呼ばれる「財政検証」とは、所得代替率が50%を維持しているかどうかを検証する作業。
今回、この財政検証の公表が遅れているというから、どうにも怪しい。
「すでに集計は概ね終了している可能性があると思います。ただ参院選前に『50%を下回る』試算を含む結果を報告すると、メディアや野党に批判され、選挙が混乱する可能性があると考えているのでしょう」とは検証を行う専門委員会メンバーのひとりだ。
アベノミクスの大成功で、景気は回復し、賃金は急上昇し、国民すべからく豊かになってるはずだから、「100年安心」の年金が揺らぐはずなどないのではないの?
手取り収入の「50%以上を維持」するのが法律で定められた年金だから、これが60%でも70%に増えてもいいんでないの?
なにせ「いざなぎ景気」超えの好景気なのだ。
麻生さんは昨年12月14日の記者会見で、景気拡大期間が高度成長期の「いざなぎ景気」を超えたが賃金が上がっていない状況を問われ、「上がっていないと感じる人の感性」の問題だと発言しておる。
そうですか、おぢは「感性がにぶい」のね。
…って賃金上昇してるかどうかは感性の問題ですかぁ?
給料の明細見ればわかる話、びっくり仰天の発言なのでした。
そんなこんな、財政検証など何の問題もないはずなら、トットと公表してくださいな。
もっとも、「ついに世界競争力30位に転落した日本」だという。
ってことで、この先、漢字は読めない、空気も読めない、読むのはもっぱらマンガだけという、このひょっとこ顔の財務大臣にニッポン経済を任せておいて、ホントに大丈夫か?
なんとも不安になってくる前期高齢者のおぢなのでした…