おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「麻生は『金貯めてどうする』と言い放っていた」by週刊文春

2019年06月16日 | Weblog

激しい雨音で目覚めた午前5時です。

外気温はプラス12度、時折、強い風も吹いてます。

前線を伴った低気圧が通過するためで、大気は不安定。

きょう一日雨模様のお天気だそうな。

最高気温も18度に止まるとか…

外での作業もできないので、きょうはオイル漏れしているおぢの愛機「ハスクバーナ346XP」のメンテナンスをすることになる。

いまどきはネット上に対処の方法ユーチューブ動画があるので、見よう見まねで自力で修理ができる。

たぶん…

原因が疑われる部品もネットで「円陣」から取り寄せていて、きょう到着の予定だ。

便利な時代になったものです。

さて、

週刊文春6月20日号はお読みになりましたでしょうか?

標記の記事、「老後2千万 麻生は『金貯めてどうする』と言い放っていた」です。

記事によると「中略~麻生氏の本音は〝老後の面倒など政府では見たくない〟」だそうな。

実際13年1月の社会保障制度改革国民会議で、「死にたいと思っても生かされると適わない。政府のカネで(高額な医療を)やってもらうとますます寝覚めが悪い。ささっと死ねるようにしてもらうなどしないと解決策はない」と口にした。

あんたは金持ちだから政府のカネなんぞいらないわけで、おぢ的には「ふ~ん」って感じだ。

さらに16年6月に小樽での講演会では「(おカネを)何に使うのか決めてもらいたい。どうしたいんです? さらに貯めてどうするんです? 90歳になって老後が心配だとか、訳わかんない人がこないだテレビに出てたけど、オイ、いつまでいつまで生きてるつもりだよ」だとか。

悪いけど、いつまで生きていようが、個人の勝手です。

麻生さんは1940年9月20日生まれというから誕生日が来ると79歳だ。

「まもなく80歳って、麻生さん、いつまで生きてるつもりだよ!!」などと言われたら、あんただって、愉快じゃないだろ!?

記事には「莫大な資産を相続した麻生氏には『老後の心配』など縁のない話だろう」とある。

おじいちゃんは吉田茂ですからねぇ~ 「資産40億円」だそうだから、カネの心配などあろうはずがない。

そんなことだから、カネの心配をする老人の気持ちなど、わかるわけがない。

でもって、年金に関わる問題はというと「5年に1度行われる『財政検証』の公表」だそうな。

2004年に一九分けの公明党、坂口力元厚労相が「100年安心」と申した年金制度では、今後100年にわたって、所得代替率を50%以上に維持することが法律に明記されているという。

この所得代替率というのは「現役サラリーマン男性の平均手取り収入に対する平均的な夫婦の年金受給割合」のことだそうな。

噛み砕くと、年金はサラリーマンの手取り収入の50%以上を維持することが法律で決められたってことだ。

ついでながら、このときの自民党幹事長で「厚労族」を自認しておるのが安倍晋三さんだそうな。

そんなことで、

①「100年安心」は「年金制度が100年安心」だったってこと。

②年金の「定期健診」と呼ばれる「財政検証」とは、所得代替率が50%を維持しているかどうかを検証する作業。

今回、この財政検証の公表が遅れているというから、どうにも怪しい。

「すでに集計は概ね終了している可能性があると思います。ただ参院選前に『50%を下回る』試算を含む結果を報告すると、メディアや野党に批判され、選挙が混乱する可能性があると考えているのでしょう」とは検証を行う専門委員会メンバーのひとりだ。

アベノミクスの大成功で、景気は回復し、賃金は急上昇し、国民すべからく豊かになってるはずだから、「100年安心」の年金が揺らぐはずなどないのではないの?

手取り収入の「50%以上を維持」するのが法律で定められた年金だから、これが60%でも70%に増えてもいいんでないの?

なにせ「いざなぎ景気」超えの好景気なのだ。

麻生さんは昨年12月14日の記者会見で、景気拡大期間が高度成長期の「いざなぎ景気」を超えたが賃金が上がっていない状況を問われ、「上がっていないと感じる人の感性」の問題だと発言しておる。

そうですか、おぢは「感性がにぶい」のね。

…って賃金上昇してるかどうかは感性の問題ですかぁ?

給料の明細見ればわかる話、びっくり仰天の発言なのでした。

そんなこんな、財政検証など何の問題もないはずなら、トットと公表してくださいな。

もっとも、「ついに世界競争力30位に転落した日本」だという。

ってことで、この先、漢字は読めない、空気も読めない、読むのはもっぱらマンガだけという、このひょっとこ顔の財務大臣にニッポン経済を任せておいて、ホントに大丈夫か?

なんとも不安になってくる前期高齢者のおぢなのでした…