早々と目が覚めました。
気温はプラス13度で、いまは青空が見えません。
予報によると、これから晴れるらしく、最高気温も24度の予想だ。
いい陽気になりそうです。
さて、
トランプさんです。
日米安全保障条約について「もしアメリカが攻撃されても、日本はわれわれを助ける必要は全くない」と述べ、不公平だと不満をあらわにしたという。
G20で大阪に向かう前、アメリカFOXビジネスネットワークの電話インタビューで申したとNHKが伝えておる。
トランプさんは先日も、ツイッターで同様の趣旨の発言をしておって、これを米国務省は否定したばかりだった。
トランプさんの本音ってことだ。
これだけ聞くと、「日米安保は不要」と申しておるようですから、それならそれでいいジャンと思う。
日米安保を破棄してもニッポンの自衛隊は「装備や規模、または、軍事費などでの比較ランキングでは世界で4番目」だというから、文字通り自衛すればよい。
アメリカを敵に回すわけでもないし、同盟関係は維持されるわけですから、なんか問題あるのか?
沖縄の駐留米軍もいなくなるので、普天間問題もなくなれば、米軍駐留費の74%、1800億円ものカネをニッポンが負担する「思いやり予算」も必要なくなる。
ニッポンの民間航空機が不自由な飛行を強いられておるのは「米軍の空域」、横田空域のおかげだ。
首都圏の上空がいまだにアメリカの占領下にあるという異常な事態もようやく解消されるのだ。
日米安保がなくなれば、たいいことづくめのような気がします。
だけど、トランプさんの狙いはそこではないとおぢは睨んでおる。
アメリカの戦争に、ニッポンの自衛隊を参加させようというのが本音ではないのかと案じておる。
ニッポンの自衛隊員も血を流せと申してるんでないの?
安倍総理は2014年の閣議決定で「集団的自衛権行使」を認めて以降、「一般に海外派兵は行わない」と申してきた。
だけども法律には「海外派兵を禁じる条文はどこにもない」
実際は「一般に海外派兵は行わない」といいつつ、「ホルムズ海峡での機雷除去は例外」として、その後は「場合によっては行使する可能性もある」と「例外」をどんどん広げているようだ。
自衛隊の海外派遣をさせたい安倍さんと、日米安保は不公平とするトランプさん、言ってることは別なようで、実は「思惑は一緒」ってことかもしれませぬ。
大坂で開催されるG20でどんな話が飛び出すのか? 飛び出さないのか?
参院選の前でも、しっかり余計なことを正直に話すのがトランプさんだ。
たいした楽しみでもございます。