おぢのニセコ山暮らし

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北方領土「安倍首相の夢、ついえる」byワシントンポスト

2019年06月29日 | Weblog

まもなく午前7時です。

きょうもどんよりした曇り空で、気温はプラス13度。

気象台の予報によると、この先もしばらくパッとしないお天気が続きそうだ。

そんなことで、気持ちもどんよりしてまいります。

スカッとしませんなぁ~

さて、

ワシントンポスト紙の電子版が標記「北方領土『安倍首相の夢、ついえる』」との記事を掲載しておる。

同紙によると「日本が目指していたG20大阪サミットにおけるロシアとの平和条約大枠合意の希望はついえた」としております。

知らんかったけど、G20の場でロシアと平和条約を結び、北方領土の返還を実現、参院選に臨む予定だったってことらしい。

また、「安倍晋三首相が『2島プラスアルファ』という大きな譲歩をしたにもかかわらず、プーチン・ロシア大統領は逆に態度を硬化させたと指摘」したそうだ。

父親の故・安倍晋太郎元外相が平和条約交渉に情熱を注いでおり、「領土問題解決を個人的使命」ととらえて交渉に臨んだ。

ですが、プーチンさんはというと「国内の民族主義勢力からの反発」や「ロシア領土の保護者とのイメージを損なう」ことから態度を硬化させたそうだ。

確かにそうだろねぇ~

安倍さんの思惑は甘かったってことに尽きるのだろう。

哀れな「外交の安倍」なのでした。

計26回もの日ロ会談をして、領土問題の進展はゼロ、ご苦労さんなことだった。

本来なら日ロ平和条約を結ぶはずだったそのG20ですけど、トランプさんは「日本と豪州」に不満タラタラだそうな。

記者団から日本とオーストラリアのとの関係を問われたトランプさん「「我々が同盟国の面倒をみている」とのたまったそうな。

また「日本が攻撃されれば、米国は第3次世界大戦を戦う。でも我々が攻撃されても、日本は我々を助ける必要はない。彼らができるのは攻撃をソニーのテレビで見ることだ」とか。

ようは、日米安保にも首をかしげておる。

北方領土返還も水泡に帰し、トランプさんからも不満タラタラ状態で迎えたG20です。

安倍さんにとって、有利に働く材料はまことに乏しい感じがするG20のような気がしますけど、どうだろか???