おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「五輪マラソン札幌へ」IOCに「貸し」つくって冬季五輪誘致だ!!

2019年10月18日 | Weblog

寒くて目が覚めました。

午前6時の気温はマイナス3度ですから間違いなく寒い。

この秋一番の冷え込みです。

霜も降りています。

白い季節がどんどこ近づいている羊蹄山ろく、ニセコ界隈です。

ところで、

きのうの大ニュースといえば、なんといってもIOCが東京五輪のマラソンを札幌で開催することを提示したことだろう。

遅きに失した判断ではありますが、選手にとっても、札幌にとっても、いい判断、よかったです。

準備期間が短くて大変だろうとは思いますが、東京五輪サッカーだって札幌ドームだから、そんなに違和感ないんでないの?

とはいえ、8月上旬の札幌は一年で一番暑い時期には違いない。

東京よりは気温も湿度もまだましだけど、そうとう暑いと思った方がよろしい。

もっとも札幌ドーム発着というから、これまで開催してきた北海道マラソンのコースとは全く違うわけで、そこはどうするのか?

北海道マラソンは、大通公園から北大などを経て公園に戻るコースだけど、札幌ドーム周辺は経験あったか?

大通公園発着では販売したチケットも困るだろうから、札幌ドーム発着なのだろう。

今回IOCが札幌開催を提示したのは、先日のドーハでのマラソンと強歩の開催の影響だ。

マラソンが深夜11時59分で競歩は同11時30分のスタートだった。

それでも、68人出場の女子マラソンで、途中棄権は28人だったというから全体の4割が棄権した。

男子50キロ競歩も、気温31度、湿度74%で完歩率は約61%で4割近くが棄権した。

そんなこんなで「アスリートファーストとは程遠い」とか「大会を決めた偉い人たちは、涼しいところで寝ているのだろう」とか批判が殺到したという。

アスリートファーストなら、クソ暑い東京開催って話がそもそも変だった。

小池東京都知事がIOCを批判して「北方領土で」と冗談交じりで申したそうですけど、せんないこと。

負け犬の遠吠えにしては品がない。

羽鳥モーニングショーで玉川徹さんが「たぶん日本って、1回こうやると決めちゃうと、あとで不都合が生じても目をつぶっちゃうところがある。これはもう戦争で負けたときとまったく一緒」はまことにごもっとも。

「暑いので開催場所を変更する」まことに結構なのだ。

気温っていうなら釧路や稚内がベストでしょうけど、過去に大きな国際大会開いてないから宿泊、警備含めて無理なのだ。

元札幌っ子だからっていうわけではありませんけど、「札幌開催でいいジャン!!」と思うね。

これを「行き過ぎた商業化を反省する機会」にしてほしいね。

これでIOCに貸しをつくっておいて「札幌冬季五輪」、おぢは悪くないとは思うけど、どうよそのあたり!!