おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

転移はわずかで「ホッ」といたしました!

2019年12月13日 | Weblog

午前5時の気温はマイナス5度、風が舞っています。

積雪はざっと10センチほどでしょうか?

きのうから吹雪模様ですので、あちこちに吹きだまりができておるのでしょう。

予報によると、お天気はきょう日中も雪で、夜は吹雪くそうだ。 

そんな大荒れのお天気の中、おぢとハニーさんは車を駆って札幌の渓仁会病院へ。

ハニーさんはきのう入院したのです。

まずは先日のPETの結果について、担当の女医さんから説明がありました。

悪性リンパ腫は「のどに発症していて、そのそばのところに1か所転移がある」とのことでした。

リンパのガンですから、あちこちに転移しているのではないか、そこが心配で心配で、ドキドキしておりましたが、最悪の展開だけはなんとか避けられた。

二人で手を握り合って、喜びました。

とはいえ、「初期段階」とは言えず、そこから1歩進んだ段階なのですから、手放しで喜べるものでもありません。

きょうからは、抗がん剤による治療が始まります。

以前、ガン患者だった若いアスリートが「吐き気がしても、必死で食べて、吐きだすことはなかった」と、回復後にテレビのインタビューに答えておりました。

とにかく食べて、体力を維持しながら、辛い抗がん剤治療に耐えたそうです。

ハニーさんも一緒にこの番組を観た記憶があります。

20代とは違いますから、あまり無理はさせられませんけど、とにかくゆっくりであっても、「食事は完食」を目指すよう、ふたりで話し合いました。

あとは感染症や院内感染を防ぐため「50枚入りのマスク」を持っていきました。

起床中も就寝時もマスクをしてもらい、毎日1枚を使い捨てすることに。

リハビリ担当の方もやってきており、体調次第ではリハビリ室でヨガができるかもしれません。

抗がん剤とともに、可能な限り清潔を維持して免疫力もアップして、頑張ってもらうことにしております。

人生3つの坂があるといいます。

「上り坂、下り坂、そして『まさか』」です。

野菜が大好きで、「まるごとニンニク」を毎日納豆と食べ、一緒にズンバやヨガを続けてきたハニーさんが悪性リンパ腫という「まさか」です。

一筋縄でいかないのが人生ってことのようです。

あっ!! ただいま、洗濯が終わったようなので、干してまいります。

…いつもより少ない量ですので、ちゃっちゃたと干し終わりました。

ついでながら、いまのうちにハニーさんの掛布団や毛布も洗ってしまいます。

室内干しで湿度を上げる効果も狙うのだ。

戻った時に清潔な寝具に寝せてやりたいとも思います。

…ってこれから朝ご飯の支度にも取り掛からねばなりませぬ。

我が家は朝食がメインですから、ガンバります!!

さて、

賃金について、元大蔵省の官僚で、一橋大、東大の教授を経て、現在は一橋大学名誉教授の野口悠起雄がこう書いておる。

ダイヤモンドオンラインの「賃金が上がらない国になった、日本を待ち受ける『修羅場』」だ。

野口さんは、

アベノミクスが始まった2013年以降、法人企業の従業員1人当たり付加価値は順調に増加した。とりわけ規模の大きな企業で、この傾向は顕著だった」

しかし、この間に賃金はほとんど上がっておらず、増加した付加価値はほとんど企業の利益に回された」

それは、大企業で非正規従業者が増えているから」だそうな。

記事は、大企業と中企業で非正規雇用がいかに増えているか詳細に分析しております。

詳しくは読んでいただきたいけど、「小企業から大中企業への就業者の移動があり、また、新しく非正規になった人が大中企業に雇われたから」だそうな。

ようは賃金が上がらないのは、「非正規が大量に増えたため」だというのだ。

「大中企業で増加した従業員250万人のうち、205万人が非正規従業員だったことになる」

「つまり、増加した従業員の約82%が非正規従業員だった」そうだ。

そして、「正規従業員の非正規化」までもが進行するかもしれないとまでいうからびっくりだ。

言ってみれば日本の「完全雇用システムの崩壊」ともいえる。

そうなると、「韓国の賃金水準はすでに日本の4分の3程度になっており、最低賃金は韓国のほうが高い」ことにもなっておるとか。

なので「「外国人労働者の枠を広げても、労働者が来ない」といったことまで考えられるというから驚きます。

やっぱ、令和の「所得倍増計画」が必要なのだ!! と申しておきましょう。

ついでながら、

しつこく「桜を見る会」です。

3日放送の羽鳥モーニングショーでは、1957年に開催された岸内閣の「桜を見る会」招待者名簿が「永久保存の公文書」として保管され、1749人の実名が載っていることを紹介しておりました。

岸信介さんといえば、言わずと知れた安倍晋三さんのお爺さんだ。

じーさんは「桜を見る会」の名簿をしっかり永久保存しておったのです

そういう文書だった。

このことは8日のTBSテレビ「サンデーモーニング」でも「1956年と57年の桜を見る会の写真を2年分の招待者名簿は国立公文書館に保管され、名前と肩書は公開されており、保存期間は永久となっていた」ことをしっかり伝えておる。

菅官房長官よぉ、なにが「個人情報だ!!」

名簿はちゃんと国立公文書館に永久保存され、しかもしっかり「一般公開」されておるわけで、どこが個人情報だ。

安倍さんはじーさんの爪の垢でも煎じて飲むのがよろしい。