きのうは更新をいたしませんで失礼をいたしました。
今朝は久々、ハニーさんと二人、我が家でゆったりした時間を過ごしております。
きのう、ハニーさんを手稲渓仁会病院へ迎えに行ってきたのです。
2週間と2日の入院でしたが、体重も減っておりませんし、髪もいまんとこ大量には抜けておりません。
入院中はリハビリ室で筋トレしたり、別の時間には廊下を1時間をほど大股で歩いたそうです。
すれ違う入院中のおじさんから「シャキッとして歩くねぇ~」などとを声もかけられたそうな。
筋肉を落とさないようにすれば、免疫力も維持されるのではないかとおぢの期待も高い。
さっぱり病人らしくもないわけですが、まだまだ治療は始まったばかりなのだ。
次回第2クールも、しんどいCHOP療法が待ち受けておる。
ですが、1回目でハニーさんの吐き気などを「学習して対処」するのでしょうから、いくぶん楽に過ごせるのでしょう。
問題は、1月5日まで我が家で過ごす期間、「肺炎」「インフルエンザ」など感染症をシャットアウトできるかどうか。
そこでトイレのあとやゴミ捨てなどなどのあとは、綿密な手洗いと「手指消毒液」を使ってさらに消毒。
除菌シートも使って、トイレや玄関などなど、あっちこっちのドアノブを拭きまくりしております。
マスクが気にならないハニーさんは24時間マスクを着用。
おぢも自宅でもできるだけマスクを着用。
スーパーなど人ごみに出るときはもちろん必須なのだ。
ジムとか、運動するときだけはムリだけど…
そんなこんな、あちこちでハニーさんの病気の話をしておるわけですが、そうすると、あっちでもこっちでも親や兄弟、親戚、ご本人がガンだった話が次々聞かれる。
一番驚いたのは、ある奥さんの話だ。
ご本人がなんと去年「私、スキルス胃がんだったの!」と話し出した。
スキルスの胃がんといえば、「イッツミーの逸見政孝さん」を思い出す。
ウキペディアで調べたら、やせ細って亡くなったのは1993年のことでした。
この逸見さんが罹患したのが「スキルス胃がん」だった。
それ以降、もうそれ聞いたらダメなガンの名前といえば、「すい臓がん」と「スキルスの胃がん」のイメージだ。
ですが、その奥さんの話はこうだ。
入院して、胃にメスを入れてみたけど、医者はそこで「手の施しようがない」とあきらめて、トットと閉じたそうです。
ところが、そこから抗がん剤を試したら、これが効いてガンがどんどん小さくなるなど効果を発揮。
結局、胃を全摘出して、いまは元気に過ごしているというのです。
そういえば、去年はすっかり痩せておったその奥さん、以前ほどではないけど、いまはまた、ぷっくりしておってお元気そうなのだ。
スキルス胃がんだったとはついぞ知りませんでした。
「二人にひとり」ガンにかかる時代だそうですが、実態はもっと多いのではないかという見方もある。
そうなると、10人のうち6~7人はガンってことことにでもなるんだろか?
凄い時代になったものです。
それにしても、このところの抗がん剤は著しい進歩を遂げているようだ。
悪性リンパ腫も20種類ほどあって、それに応じた抗がん剤の使用法が確立しておるようなのだ。
ガンと互角に闘えてる感じがいたします。
おぢも母を最終的にはガンで亡くしてからもう10年以上経った。
ですが、そのころと今では、ガン治療は格段に進歩を遂げた感がある。
逸見さんのガンも、今の医療があったなら、寛解した可能性は十分にあったのではないかと推察いたします。
国民生活はさっぱり世界の常識から取り残されておるようなニッポンですが、医療だけは日進月歩らしく、なんだか嬉しくもなる。
そんなこんなで、我が家も寛解へ向けガンバル意欲がさらに湧いてきた今日この頃でござる!!