ちょうど午前6時。
まだ真っ暗、気温はマイナス8度で、雪は降っておりません。
写真はきのう午後、我が家からスキー場方向を撮ったもの。
フツーいまどきのご当地で、晴れる日などほとんどありません。
だからビックリ仰天のお天気なのだ。
ほぼ毎日、雪、雪、雪、雪が降るわけですから、青空を見ることなどまずありえないわけ。
ゆえに冬の北欧みたいに「うつ病」になりかねないのも、いまどきなのだ。
だけど、今年はビックリするような晴れのお天気になって、たいした気持ちがいい。
いまは我が家の一大事ですから、除雪しなくて済む小雪は、大いに助かったりもする今日この頃だ。
写真は、
きのうスーパーで発見した「ウイルス除去・除菌 ウイルオフ」だ。
こんなものがあるなんて、ついぞ知りませんでした。
これ、「二酸化塩素」によって、ウイルス除去、除菌、消臭、抗カビ効果があるのだそうな。
高価なものではないので、まずはハニーさんが首から下げることに…
なにせ60日も持続するというのですから、考えたらお安いもんだ。
次回買い物に行った際は、おぢも首から下げることになる。
そんなこんなで、きのうは仕事の合間を見ながら、スーパーへ行ったのです。
女性にとってはスーパーでの買い物はストレス発散にもなるらしい。
先年亡くなった母親も、少々ボケて来ておったけど、「どこか出かけたいところないの?」と聞いたらソッコー「スーパー」と申した。
で、「何か欲しいものあるの?」と聞くと「なんか…」という。
何が買いたいわけでもなく、スーパーに行きたいのが女性ってもんらしい。
今回は、上記のウイルオフを含め「イータック抗菌化スプレー」もご購入だ。
「抗菌作用が1週間持続」がうたい文句だから、買わずにいられません。
なんといっても、悪性リンパ腫と「戦争中」の我が家ゆえ、総力戦なのだ。
また別のスーパーで買い物をしておったら、ニセコ町の「レジェンド」にばったりお会いした。
レジェンドは、おぢの高校の先輩でスキーヤー、スノーボーダーから尊敬されるご当地の有名人だ。
三浦雄一郎親子とも親しく、先日、三浦濠太さんがNHKラジオにご出演の際、今年の夏に息子と知床でカヤックをした話をしておりました。
この際に案内人を務めていたのがこのレジェンド。
夏は知床、冬はニセコで過ごすアウトドアの神様なのだ。
しかも後輩のおぢに対しても言葉遣いが実に謙虚で丁寧、驚くほどだ。
「実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな」といいますけど、まさにそれ。
で、この神様がひとりで大量の買い物に来ておった。
声をかけたら「うちは宿屋もやってるからさぁ、買い物多いんだわ」と言う。
続けて「俺さぁ、大腸がんになっちゃて、入院するんだわ」とか。
大腸がんのレジェンドを、ひとり買い物に行かせる奥さんも、たいしたもんなのだ。
そんなことでおぢも「うちの奥さんも悪性リンパ腫でして…」と、スーパーのレジ前で病気自慢になった。
帰り際、レジェンドは「もうガンは治る病気だからさぁ、心配しないように」と言い残した。
おぢもそんな時代なのだろうとしみじみした1日でもありました。