午前6時の気温はマイナス1度。
まだ暗い朝でござる。雪は降ってません。
きょうから師走でござる。あっという間の1年でござった。
しらしらと夜が明ける中、ニャンコがいつものように窓辺でこちらを睨んでおります。
1日2回、カリカリを与えておりますが、ここんとこ、与えたその場であっという間に食べ切ってしまうのです。
以前は昼前まで残っておったのに、すぐに食べ切るって、どういうことよ?
などとまじまじとニャンコノ体型を見ると、どいつもこいつも肥満しておるではないの。
おぢのことがたいそう好きらしいオスの「メンコ」なんぞは、アルマジロみたいになってきた。
ネズミ狩りをするアルマジロ風ネコってなんじゃらほい?
外で活動するニャンコにしては、デブ過ぎると思う。
ハニーさんは「去勢したから」と言うのですが、そしたらオカマはみんなデブかね?
と考えたら「マツコデラックス」という、とんでもないのがいた…
「彼女は去勢してから、ああなった?」と、あごが無くなってきた我が家のネコをしげしげ眺めて思うのでした。
さて、
朝日新聞電子版「爪にやさしいマニュキュア 原料はホタテ」の記事にへぇと驚いた。
日本画の顔料である「胡粉(ごふん)」を使ったマニキュアなのだそうな。
で、これまたこの歳になるまでさっぱり知りませんでしたが「胡粉は、ホタテの貝殻を約10年間天日干しして粉末にしたもの。白い絵の具として神社仏閣の壁画や日本人形などに使われてきた。」のだそうな。
北海道はホタテの産地でござる。
北海道の北にある枝幸町などは、あちこちに「ホタテ御殿」が建つほどなのです。
中国などで珍重される大粒の高級乾燥ホタテは北海道産でござる。
おぢの大好物、北見市常呂町の「ホタテ薫油漬け」だってある。
この柔らかいホタテの燻製があると、ビールでも日本酒でもぐいぐいといっちゃいます。
この薫油漬け、旨いのなんの、値段もよろしいですけどね。
いまホームページ見て知ったのですが、かつては常呂の「新谷商店」でしたが、いまは「帆立屋しんや」なのです。
知りませんでした。
話は戻りますが、昔からこのホタテの貝殻、いわゆる産業廃棄物ですが、ごっちゃりあって困っておると聞いたことがあります。
なのに胡紛というちゃんとした活用方法が大昔からあったわけでたいした驚いたわけ。
しかも「白い絵の具として神社仏閣の壁画や日本人形などに使われてきた」なんてねぇ。
困ったごみだと思ってましたけど、ちゃんとした使い道があったのです。
そんなことで、じーさんも世間にとっては、ゴミかもしれませんけど、また活用の余地があるってことだ。
もうちょっとばかり、世間のお役に立つことをしたいと思う師走のおぢなのでした。