おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

雪がごっちゃり降ってきた!!

2013年12月23日 | Weblog

 

午前6時の気温はマイナス8度。冷えてます。

雪はちらちら降るばかり。

本来、いまどきのご当地なら、みるみる雪が積もってきて、好きで住んでるおぢでさえ、このまま何でもかんでも雪に埋もれてしまうんじゃないかとビビったりもするのです。

だけど、これではさっぱりあきまへん。

2日も連続で降り積もれば、いいのでしょうけど、さて?

などと書いておったら、いきなりずんずん降ってきております。

豪雪はいきなりやって来るのですなぁ。

いよいよ来たらしいです

空から真っ直ぐ落ちてきて、みるみる1センチ、2センチ、3センチで、あっという間に10センチ。

じゃんじゃか増えてきております。

いよいよパウダーシーズン、そんな気配がしてきたので、きょうはリフト券を買いに行こーっと!!

さて、

あほんだらニッポン政府は過日、原発を「基盤となる重要なベース電源」などとのたまったです。

おバカなことを言ってはいけません。

ただいま現在、ニッポン国では唯のひとつも動いていないのが原発でござる。

一つも動いてない、動かなくてもOKな「ベース電源」って、なんじゃらほい?

そんなもんは、ベースでも何でもございません。笑止千万でござる。

ベースというからには、毎日ガンガン動かさないことには、ニッポン経済が立ち行かない大事な電源のことを申すのではないのかね。

フクシマの事故が起きて、こんなに危険で、子々孫々まで禍根を残す原発だから、とてもとてもベース電源には位置づけられないというのなら、話も分かる。

ところが動いてもいない、必要もない、出来ればきょうにでもこの世から無くしてほしいもんが、「基盤となるベース電源」とは呆れてものが言えませぬ。

小説「原発ホワイトアウト」が指摘してるように、政治家にとっては集票マシンであり、カネのなる木が原発だ。

カネは与党だけではなくて、民主党など野党にも様々な形でばら撒かれておるから、始末に悪い。

一般の会社組織は、コストをいかに削減をして、より良いものをつくるか心を砕いておるというのに、原発は「総括原価方式」ゆえ、コストが嵩むほど儲けが増える、驚天動地のシステムだ。

おかげさんで財界や、関連業者にとって、原発はとっても「おいしい産業」ときておるから、再稼動だし、原発推進となる。

どれぐらいおいしいかというと、原発ホワイトアウトによれば、東電からの売り上げは2割は上乗せされるというからとんでもない金額になる。

東電の場合、設備工事から清掃作業まで、外部発注は年間で計2兆円にもなるそうな。

受注した会社にとっては、このご時世、2割も高く発注してくれるんだから、東電の仕事ほどありがたいものはない。

神さま、仏さま、東電さまってことだ。

だから、電力会社の悪口など言うはずもない。っていうか、企業はどんだけ電力会社の仕事がしたいかわかりません。

東電から工事などを請け負って、通常より2割も利益を得た会社ですが、電力会社はこのうちの4%を、電力関連団体にプールさせる。

東電の場合はその額なんと800億円。これが合法的な「裏ガネ」として、政治家、メディア、評論家にばら撒かれる。

そんなことで、財界対策、政治家対策、メディア対策、これらにばら撒かれるカネが、全て私たちの電気料金で賄われる。

「原発マフィア」と呼んでもいいような、まことに奇怪なシステム。

これが地域独占でニッポン各地で行われておるわけだから、電気料金は安くなるわけがない。

政治家、財界がこぞって「再稼動に賛成する」理由はここにある。

「基盤となる重要なベース電源」などという「取って付けた奇麗事」を理由をつけて、再稼働させようとしておるのです。

ずぶずぶドロドロのカネまみれの構造を温存したいがための再稼動だ。

そろそろニッポンをまともな国にしないと拙いんでないかと思うのは、おぢだけか???