午前5時の気温はマイナス2度。雪も降っておらず、静かな朝でござる。
写真は今年初めて届いた「北海道原子力防災カレンダー」。
我が町が原発から30キロ圏内ってことで届くことになったのでしょう。
お役所仕事ですから、今年から原発のある限り、延々と来るんだろう。
なんの意味があるのか、まるでわかんない、まったくもってムダなカレンダーでござる。
役所による税金のムダ遣いのサンプルじゃ。
もし、欲しい人がいるなら、その家庭だけに配るのがよろしい。
我が家にとっては単なるごみでござる。税金でごみを増やしていいのか北海道庁さま。
カレンダーには原発のある泊村の子どもや隣接する神恵内村の子どもたちが書いた絵が計25枚。
絵画を募集しておったのです。
そこの空きスペースに、事故などの連絡があったら「道や関係市町村、国からの情報に注意し、落ち着いて行動してください」とか書いてある。
最後のページには、緊急時に役場から避難指示があった場合の集合場所も書いてありました。
伝えたいのはここらしい。
そして「住民の皆さんは、表にある最寄りの施設に集合し、係員の指示に従ってください」だと。
おバカなことを言ってもらっては困ります。
福島県の飯館村じゃないけど、お役所の指示に従っておったら被ばくするだけでござる。
フクシマの事故の時も、日ごろから原発に関心の高かった人は、すぐさま逃げて、被爆を逃れた。
そうじゃない人は被爆し、農地や家の周辺はいまも汚染されてどもこもならん。
「除染」といっても放射性物質の移動でしかございません。
被災地の悲しい現実でございます。
ところで、
きのうは暖気が入り込んで、雪はみぞれとなり、あっちもこっちも解けてザックザク。
幹線道路はともかく、少し入った道路は、ぐじゃぐじゃにぬかるんでおりました。
ちゃんとした四輪駆動車でもヘタな運転すると、はまりかねない、とんでもない状態になっておったのです。
そんな中、夕方ニャンコを病院へ連れて行ったのですが、我が家の近くでは、坂道を登る途中、大型ごみ収集車がスタックしておりました。
おぢとハニーさん、この坂道を慌ててバックで引き替えし、別の道路を通ってそそくさと病院へ向かいましたです。
大型ごみ収集車がニッチモサッチもいかない状態から脱するには、軽く10分、20分はかかると踏んだわけ。
でもって、隣町ニセコ町の道路を経てニャンコの病院へ行ったのですが、ニセコ町はいわゆる生活道路もしっかり除雪してあって、これまたびっくり。
我が家近くの道路は、特に冬場にスキー客や観光客がけっこう通る道だってのにザックザクなのだ。
数年前、指摘があって坂道の途中に「滑る!!」「 slippery!」という看板ができただけでござる。
ここ数日だけで、何台もガードレールにぶつかって小破したり、衝突事故があったり、ごみ収集車がスタックしたり。
こうも「実害の出ている道路」をこのままいつまで放置するんだろ?
ここは役場に見捨てられた「事故の多い観光道路」なのです。
さて、
優れた作家だったかもしれませんけど、さっぱり政治家には向いていない猪瀬直樹。
とうとうその「政治生命も終わり」でござる。
なんでも、選挙スタッフの領収書を偽造して、報酬や宿泊費を払ったことにしておったそうな。
スタッフとして働いた60代の男性が「自分の筆跡ではない」とか。
さらに、別の60代男性に至っては1字違う名前の領収書になっておったそうな。
やってくれますなぁ。
どっからどうみても、領収書の偽造は明らかでござる。
公職選挙法によると「収支報告書や領収書に虚偽記載した場合、出納責任者は3年以下の禁錮か50万円以下の罰金が科せられる」そうな。
こういうのはまったく言い逃れができないのです。
それにしても、架空領収書で浮かせたカネは400万円に満たない金額でござる。
5000万円に400万円、どこまでカネが欲しいんだか。
なんとまぁ、恥さらしな都知事さまですこと。
あっちでも、こっちでもお役人さまたちは、何してんだか。
トホホな国だねぇ、、、