おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

デモもテロって、どうよ???

2013年12月03日 | Weblog

 

午前7時の気温はマイナス1度。

曇り空、無風、積雪もない、まことに静かな初冬の朝でござる。

きのうのおぢ、けっこう長時間にわたって、外で作業をしておりました。

気温が高く、雪がザクザクになっていたこともあり、除雪機を使って、この先、延々と除雪する軒下や通路の足場固めをしておったのです。

いま時期は、しっかり地面に下地を作っておかないと、この先大量に雪が降ると、除雪機がずぶずぶ埋まってにっちもさっちもいかなくなる可能性があったりいたします。

スキー場のコース外で深雪にずぶずぶ埋まって、身動き取れずに死ぬ思いした方ならお分かりだろうけど、下地がない1メートル以上の積雪のところでは、人間だろうと機械だろうと、動くこともままならないことになる。

いまの大きな除雪機を買って間もないころ、おぢは、1月に入ってから、無謀にも我が家の敷地内で初めて除雪する場所へ除雪機を入れてスタック。

完全に手のほどこしようのない状態になったのでござった。

たまたま若者数人がいて、しかもトヨタのランドクルーザーかなんかで来ておって、人力と大型車で我が家の除雪機はようやく救出されるという、大変な目に陥ったのでした。

2メートル、3メートル積もった雪でも、一番下は降った当時の気温のまま、柔らかい状態がキープされておるのです。

そんなことで、降り積もった雪を、いまのうちにがっちり固めておかないと、シーズン中のスムーズな除雪ができないことになっておるのです。

雪国、豪雪地帯には、それなりの生活の知恵ってもんが必要かと思いまする。

さて、

特定機密保護法でござる。

とうとう国連の人権高等弁務官にまで「急ぐべきでない」と慎重審議を促されたそうな。

「何が機密か」誰にも分かんない「表現があいまいな法律」って、そりゃないべって話だと思う。

そこへもってきて、軍事オタクの石破幹事長が自身のブログで「単なる絶叫戦術はテロ行為とその本質においてあまり変わらない」と書いたから、待ってましたのタイムリーエラーなのじゃ。

言うに事欠いて「絶叫がテロ」では、「大声出したらテロリスト」ってことになるのかね。

ことほど左様に、一般人の想像の範囲をいきなり超えることも可能なのかね、この法律は???

本人は訂正したそうだけど、「軽率」だけにとどまらないと思いまする。

選挙で国民は自民党に多数を与えはしたけれど、「なんでもかんでも与党のいうとおり」と思っておるわけではないと思うけどねぇ。

いまの憲法だって「陸海空の戦力は保持しない」ってあるのに、すっかり「拡大解釈」しておるんでないの?

これがそもそも「表現があいまい」な法律なわけで、「デモで絶叫」を理由に逮捕なんてことは、大いにあり得ることになる。

「国策捜査」の標的を誰かに決めて逮捕しようという時に、たいした都合のいい法律が「特定機密保護法」なのだろう。

実態は官僚さまのやりたい放題ってことでござる。

困るなぁ、そういうの、、、