おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「お隣り」は取り替えられません

2013年12月29日 | Weblog

 

更新が遅れました。

お昼12時を過ぎております。

外の天候は、晴れたり、吹雪模様だったり。

昨夜は真冬のお楽しみ、「ハーフノート」のジャズライブをハニーさんと楽しんで、おかげで就寝したのは11時過ぎ。

我が家としてはたいした夜更かしだったため、起床も遅かった。

ですが、朝一でスキーに行こうか行くまいか、たいした悩んだり。

良さげな雪ですけど、きょうは荒れ模様の天候なので最終的に見送りましたです。

気温も下がってきておるので、この先、コンディションもさらに良くなるのでしょう。

本格的な深雪のシーズンはこれからなのです。

そんな昨夜のハーフノートは、札幌のトップギタリスト折原寿一さんと、ドラムは伊藤宏樹さんというこちらもなかなか凄いドラマーの競演でした。

でもって、ベースは店長でバーテンダーの重松忠男さん、ボーカルは奥さんの本居まみさん。

ショーチャージなどなく、飲み物2杯で楽しめるのですから、まことに嬉しいお店なのです。

お客の9割がたは外国人で、そのほとんどが欧米人じゃ。

誰でも気楽にやってこられるわけで、ジャズにこれまで関心のなかったニッポンの若い方にも1度来ていただきたい。

ジャズライブの魅力をわかってほしいなぁと、元々ジャズファンでもないおぢも思うのです。

英語が話せなくても、若い人には外国人だらけのこういう「空気感」も味わってほしい。

もっとも、いま時期のひらふ地区界隈は、居酒屋でもどこでも外国人ばかり。

最近のニッポンの若者、少々内向きだと感じておりますゆえ、外国人と出会う機会を増やして、文化の違いやあれこれ違いを実感してほしいとも思うのです。

実際、異文化交流というのんは、楽しいものでもありまする。

お正月は倶知安町のニセコグラン・ヒラフスキー場とひらふ地区(住所は倶知安町山田です)へおいでくださいな。

話は変わりますが、今朝の朝日新聞ネット版にあった記事が目を引きました。

なんと「けん玉がKENDAMA」となってニッポンに逆輸入され、若者に人気なのだそうな。

ニッポンの伝統的な遊びが、海外で高く評価されて、逆輸入されたってところがニッポンらしい。

それに加えて、けん玉がアメリカやヨーロッパでも製造されているというから、これにもびっくりでござった。

いつのまにか、けん玉に国境がなくなっておるのです。

そのうちけん玉の国際大会が、ニッポンで開かれるかもしれませね。

話は戻りますが、ご当地に外国人が来るようになってもう10年以上経ちましたかね。

いつのまにか、世界のスキー・スノボファンに「ニセコのパウダー」は浸透しております。

なにせ、オーストラリアやアメリカはもちろん、イタリヤ、スペイン、スカンジナビアからも大勢がやってくるのですから、間違いない。

ニセコが世界に知れ渡ったように、そう遠くない将来、けん玉も世界の子どもが遊ぶ時代が来るかもしれません。

そんな時代というのに、日中、日韓が角突き合わせておっては何一つ良いことはありません。

嫌中、嫌韓などと言う、狭い了見の方々の声が大きく聞こえるような世の中、よろしくない気がいたします。

と言いながら、中国人観光客は大声で喧しいし、慰安婦問題や戦後補償を今更持ち出す韓国人にもうんざりだ。

とはいえ、お隣に住む嫌な人を追い出す訳にはいかないように、隣国を取り替えることもできませぬ。

取り替えることのできない隣国に、ケンカを売ったり、買ったりだけは、どうしても避けないといけないと思う、2014年の年末なのでした。