おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

ニッポンのワクチン接種率、「クーデターのミャンマー並み」で、前自衛隊トップもさすがに怒った!!

2021年05月17日 | Weblog

しとしと雨の月曜日。

新緑が一段と濃くなってまいりました

午前6時の気温もプラス13度と二けただ。

さて、

共同通信による菅内閣の支持率は41.1%で前回44%から下落した。

朝日新聞の世論調査では危険水域とされる30%台の33%に急落だそうな。

いずれもコロナ対応への不満の表れだ。

12日、自衛隊のトップだった河野勝俊前統合幕僚長は日本記者クラブで会見し「もっと早めに手を打つべきだった。危機管理として失敗している」とまことにごもっともな発言をしている。

制服組の前トップが、政府を批判するのはまことに異例だ。

河野さんは「政府の側にいた人間なのであまり言いたくはなかった。ここに至ってちょっと申し上げたい」と前置き。

菅総理が東京五輪を「人類が新型コロナに打ち勝った証し」と位置づけていることに、こう述べた。

「『打ち勝った証し』という設定をしたのであれば、もっと早めに手を打ってやっていくべきだった。危機管理として失敗だった。五輪を開催する国がクーデターでごたごたしているミャンマーと同じレベルだ」

「これでワクチン接種が順調とは、私には到底思われない」とバッサリ。

政権のワクチン対応を「最悪の事態を考え、そこに至らないようにするのが危機管理なのに、逆行している」「その場その場の後追いだ」と喝破した。

先日、突然言い出した「1日100万件接種」だっておかしな話だ。

東京五輪の開始が7月と分かっているのだから、そこから逆算して備えておくべきだった。

諜報機関の内閣調査室は、ファイザートップにハニートラップを仕掛けてでも、国民のためにワクチンを確保すべきだった。

イスラエルのネタニヤフ首相は1月、「友人であるファイザーのCEOと17回目の会談を行い、さらなるワクチンを受け取ることで合意した」そうだ。

17回の会談ですぞ!!

ついこの間、アメリカで1度電話しただけの菅さんとはレベルが違う。

またイスラエルの諜報機関モサドは、患者のデータを提供するなどファーザーに便宜を図ったとも伝えられる。

アラブと戦闘中の国ゆえ、危機管理はハンパない。

翻ってニッポン国のお粗末対応にはあきれ果てる。

危機管理ができないノー天気な政府のおかげさんで、ニッポンの経済も観光も国民の生命もアジャパーだ。

これを「亡国の内閣」と言う。

 

 


大阪のコロナ死者数、100万人当たり22.6人は「インド超え」にビビる

2021年05月16日 | Weblog

午前5時半です。

気温はプラス11度もありますが、どんより曇り空の日曜日です。

予報によると今日は雨だという。

午前7時過ぎ、降ってまいりました。

さて、

大阪のコロナ感染者が大変なことになっておるという。

日刊ゲンダイ電子版によると、なんでも100万人あたりのコロナによる死者が22・6人で、インドの16.5人を(8日時点)上回っているというのだ。

大阪府感染症対策企画課の担当者は「5日、重症者向けの確保病床と、すぐに使える実運用病床の使用率が初めて100%を超えました」という。

病床使用率が100%超えというのだから危機的です。

「すでに自宅で亡くなった感染者は17人」だそうです。

また「20、30代の基礎疾患のない若年層が亡くなったり、重症化するケースもある」というから「変異ウイルス」は相当怖い。

それもこれも大阪特有の「昼飲み」「深夜営業」でしょうか?

それなら全国的な感染拡大につながらない気もするけど、そうはイカキンだろう。

大阪では、一番危惧される変異株「インド変異株」が14日、府内で確認されたという。

帰国後隔離されたそうだけど、甘い対応ならこれがまん延する危険もある。

大阪はそろそろピークアウトするという話もあるけれど、東京や北海道を含め、全国的にはこれからさらに感染拡大することが考えられる。

東京五輪を「やりたい」とか「やりたくない」とかではなくて、いよいよ「開催不能」に向かうのはないのかね?

もう開催まで70日を切ったそうだけど、これからさらに感染拡大期に入るわけで、感染のピークを迎えるころに五輪開催でもないだろう。

菅さんの判断、すご~く遅いと思うけど…


迷走する「政治判断」、ようやく「科学的判断」重視に転換か?

2021年05月15日 | Weblog

午前5時を回ったところです。

スカッと快晴のお天気ですが気温はプラス1度しかない。

寒い朝を迎えております。

写真はご近所のサクラだ。

今年はまだ咲いてます。

さて、

新型コロナウイルス感染症に対応する「緊急事態宣言」の対象に、北海道、岡山、広島の3道県が急きょ加わることがきのう決まった。

政府は当初、群馬などを含む5県に「まん延防止等重点措置」を適用するよう諮問したけど、専門家がこれに反発した結果だった。

そもそも、「基本的対処方針分科会」とか「政府の諮問機関」とかいうのは、官僚が作った「諮問案」に単にイエスかノーか答えるもの。

なので諮問案という名の「政府案」を、事実上追認するのが「基本的対処方針分科会」とか「政府の諮問機関」なのだ。

だから専門家の皆さんは、ほぼ政府案にイエスと答え、せいぜい「これが前提ですよ」と追加意見を述べるしかない。

かみ砕いていえば「儀式」ですわ。

政府つくったシナリオ通りに淡々と進むのがニッポンにおける専門家会議なのだ。

これにノーと言うことは、いわば「ちゃぶ台返し」だ。

それでも、たまには専門家や政府委員から、異論が出て、政府側のシナリオが崩れることがある。

諮問案にたてついた、その張本人の専門家は、二度と「政府委員」には選ばれないことになる。

政府の言う通り、ワンコのように「ウン、ウン」と肯くのが、専門家であり政府委員なのだ。

ニッポンではなんでもかんでも官僚の書いたシナリオ通りに進むから、国の政策はおかしなことになる。

ところが、14日は専門家の皆さんがこぞってこのシナリオに反対したため、急きょ3道県が緊急事態宣言の対象になった。

「専門家の意見を尊重する」という、至極当たり前のことが、コロナがまん延し始めてようやく、初めて通った瞬間だった。

先日も書いたけど、どこぞのお医者さんが申した通り、「専門家の意見を重視した国では、いち早くコロナが収束に向かっている」ということ。

ところがニッポン国では誤った「政治判断」で、何から何まで後手後手。

この先、専門家の意見を中心にコロナ対策が進むなら、ようやく他の先進国並みの対策が取れるようになるってことでもある。

なにせ専門家の皆さんは「検査とワクチン」と申しておるのだ。

ところが政府はこと「検査」に関しては、毛頭やる気がない。

つまりは政府のシナリオに書かれていないのだから議題に上らんわけ。

これでようやく「専門家の意見重視」に大転換したのだと思いたいけど、そこはどうでしょう???

ついでながら、

あちこちの町長らが、住民に先んじてワクチンを接種した問題で、橋下徹さんは杉村太蔵さんを「濃い口評論家」と絶賛した。

なんでも、「知事、市長、町長などのトップは先にワクチンを接種する必要があるとの見解を示した」からだ。

確かに市町村のトップが感染しては市町村の行政に支障をきたす可能性もある。

だからといって、住民のあずかり知らんところで、抜け駆けのように勝手に接種するのはいかがなものか?

住民が知らんうちに勝手に接種するのでは職権の乱用といわれも、せんないことだ。

こっそり「ダマテン」でやるから反発を買ったのだ。

市町村議会の承認を得ておくとか、「もしワクチンが余ったら首長が接種することもあります」とでも住民に知らせておけば問題なかったかしらん。

中には住民の接種も始まっていないのに、役場職員の半分近くが接種を終わった自治体もあるという。

役場職員は「公僕」、つまりは住民のために働く存在だ。

決して住民の上に立つ「特権階級」などではない。

ここは先行接種するにしても、住民へのしっかりした説明など「手続き」こそが大事なのだ。

民主主義とは面倒な手続きのことだ。

これをすっ飛ばしてはダメってことです。

そんなこんなゆえ、ここは橋下徹さんも杉村太蔵さんも、市町村長の独断専行を許す「薄口にして軽薄な評論家」なのだと申しておきましょう。


ももの裏(ハムストリング)をストレッチすると、誤嚥が防げるBy「ガッテン!」

2021年05月14日 | Weblog

午前5時半になるところです。

久々に気持ちのいい晴れのお天気だ。

気温はプラス4度とまだ寒いけど、日中は最高気温が19度になるそうだ。

平地の雪も融け、新緑も色濃くなってまいりました。

北海道はようやくいい季節を迎えます。

そんなこんな、

いつものルーティンをこなしてパソコンに向かっております。

まずは、軽く舌をこそげ、起き抜けはウ〇コ1本分の細菌が口の中にあるというのでガラガラうがい。

ウ〇コ1本分、100回は書いた。

スマン!!

そして、鼻うがい。

朝晩と外出から帰った際の鼻うがい、すっかりルーティンに加わった。

この鼻うがいのおかげで、去年から始まった就寝中に口の中が「カピカピ」に乾くというおぢ的には「大事件」が完全に無くなった。

予期しなかった効果で、これが一番嬉しい。

そんなこんな「健康にためなら死んでもいい」とうそぶくおぢ、昨夜録画してあったNHK「ガッテン!」を拝見して驚いたし、嬉しくもなった。

フムフムしたのは4月21日放送の「食べる喜びを取り戻す! 謎の3分ストレッチ」

実は、この1年ほど、数回ではありますが、誤嚥してむせてしまうことがあった。

たいていはソファーにだらりと座って、飲み物を飲みこむときに起きていた。

けっこうむせて、しんどい思いもした。

昨今は「誤嚥性肺炎」で亡くなる高齢者も多いわけで、これには少々ビビっておったところだった。

「ガッテン!」によると、誤嚥は、ももの裏(ハムストリング)のストレッチで解消するというのだ。

「腿の裏」と「口の中」が関連していることにまずは驚いた。

これは「ガッテン!」のホームページにある骨の模型がとてもわかりやすいので見ていただきたい。

姿勢が悪いままだと、腿の裏の筋肉が縮まって骨盤が後傾し、これにより首が前に出て、飲み込みが悪くなる。

なので、ももの裏を伸ばすと「舌圧」が上がって、これが改善されるというのだ。

つまるところ、「骨盤を前に傾け」前傾させる正しい姿勢でイスに座るだけで、誤嚥が防げるわけ。

「風が吹いて桶屋が儲かる」みたいな感じで「もも裏伸ばすと誤嚥が防げる」のです。

これには「へぇ~」となった。

まずはきちんと座ること。

そして、もも裏をしっかりストレッチするだけで、誤嚥が防げるようになるのだ!!

これとは別ですが、「立つ姿勢も大事だ」と、おぢはズンバのコーチに指摘されておる。

きちんと立つには、まずはひざをしっかりピンと伸ばす。

ひざが曲がったまま、首が前に出る立ち姿だと、どっからどうみても老人と化すので要注意。

次に、かかとで立つことを意識して、足の指でしっかり地面を掴むのです。

これによりさっぱり勃たない人?でも、正しい姿勢で立つことができます。

黙って長時間立つ場面では、パキッとひざを伸ばし、指で地面を掴み、かかとで立つことを意識する。

大きな鏡の前で、チェックしながら、たったこれだけのことで、「見た目10歳は確実に若返る」のでぜひお試しください。

そもそも子供のころから50代まで、酷い猫背だったおぢですが、いまでは「この人猫背?」と思う人はほぼいない。

背筋を保つだけで猫背も改善される。

きょうは、もも裏をしっかりストレッチして、きちんとした姿勢を保つだけで、誤嚥も防げるし、若くも見えるというお話でした。

当ブログ、悪いけど、たまには参考になることも書くのだ。

そんなことで、懲りずにまた来てねぇ~

 


兵庫県神河町の町長さん、そりゃズルいと言われてもしょうがない

2021年05月13日 | Weblog

更新が遅れました。

さて、

ファーザー社製のワクチンは、半年後も変異株にも有効だというニュースに、たいそう嬉しくもなりました。

とはいえ、基礎疾患がなくて明らかに40~50代の時より健康というおぢには、まだ具体的な接種日時が届いておりません。

やっぱ基礎疾患のある高齢者からとか、80代、90代の後期高齢者から接種が始まるのでしょう。

トットと接種したいものですが、ワクチンが十分届いていないのか、打ち手が足りないのか、そんなところだろうと推察しております。

そんな中、62歳の町長が病院職員に準じる形で接種を受けたそうだ。

兵庫県神河町の町長さんだ。

「不適切な判断とは考えていない」と申したという。

町民の知らんところで勝手にやったのなら、これは不適切でしょうね。

どうしても接種したかったのなら、町議会で審議の上、了解してもらってからだろう。

この町長、町内にある公立神崎総合病院の開設者を務めているそうだ。

病院の開設者だから、「病院職員に準じる形」で接種というけど、あなたのお立場は町長でもあるのだ。

ならば「町民ファースト」ってことでしょう。

悪いけど、職権乱用だ。

「無理が通れば道理が引っ込む」

 


「感染しない飲食店」でコロナを乗り切る手もあるけど…

2021年05月12日 | Weblog

午前6時40分です。

Eテレ朝の体操を終えました。

今朝は立ったまま片足を抱える「体幹」を鍛える運動などとラジオ体操第2でした。

あれやこれや体を動かすと眠気も吹っ飛びます。

ただいまの気温プラス3度と寒いけど、あたりは朝霧に覆われ、晴れてます。

きょうは日中の気温が16度になるそうな。

外での作業日和ですが、仕事もあるので悩ましい。

さて、

大阪市にある太融寺町谷口医院の谷口恭院長の5月3日付の記事が興味深い。

なぜ新型コロナの「第4波」が関西を中心に広がったのか、そこを解き明かしております。

1つは「検査の普及」だそうな。

病院の近くには3000円でPCR検査を受けられる検査所があり、格安検査で陽性と診断されるケースも増えたそうだ。

2つ目は海外からの流入で、関西国際空港からの入国者から広がったと考えるのが妥当だという。

3つ目は「飲食店での感染」で、大阪では日中酒を飲む人が多いというのだ。

谷口院長は「昼間から飲食店で飲酒している人数は、コロナが流行する前からおそらく大阪が(兵庫・尼崎や神戸にも多い)全国のトップクラスではないでしょうか」というからビックリだ。

さらに飲食店も「谷口医院の近くには『朝まで営業』と掲げた店が少なくとも3軒あります」というからこれにもビックリ。

こうなると「昼飲み」「朝まで営業」は地域文化かもしらん。

谷口院長はこうも言う。

「深夜まで営業している飲食店は小さい店舗も含めれば10軒以上はあります。しかも、そのほとんどの店が連日連夜満席なのです」

これにも「へぇ~」となりました。

なので、対策として谷口院長は「既存の飲食店を『感染しない飲食店』に改装すればいい」という。

そこで「感染対策の改修工事をする飲食店に補助金を出せばどうでしょうか。そして、一定の基準を満たしたところは24時間でも営業OKとするのです」という。

感染しにくい場所にする方策については、こちらに詳しく書かれております。

これも考え方で、とても実効性がある気がするし、これなら経済も回る。

感染対策した飲食店に補助金を出して、営業もOKとするなら、飲食店は助かる。

これに公的なPCR検査や民間PCR検査センターに補助金出して、検査と営業をセットする方法だってありそうだ。

完全に行き詰りをみせているコロナ対策ですが、こんな方策だってあるのだ。

悪いけど菅政権、「政治主導」一辺倒で、完全にダッチロール中だ。

ボーリング場と映画はダメだけど、劇場はいいとか、ちぐはぐな対応にはさすがに呆れるばかり。

こういう建設的な対策こそ、検討すべきと思うけど…

ムリだろなぁ~


高齢者にも無症状の「スーパースプレッダー」がいるとは…

2021年05月11日 | Weblog

今朝も肌寒い朝を迎えております。

まもなく午前6時で気温はプラス6度。

雲が低く垂れこめております。

きょうのご当地、所により昼まで雨で午後から晴れだそうな。

パッとしないお天気が続きます。

さて、

きのうの羽鳥モーニングショーで、日本医科大学特任教授の北村儀浩さんの発言に玉川徹さんが噛みついた。

北村さんが「無症状で元気はつらつ、これから地方に出張に行くぞという人たちは、ほぼ間違いなく100に近い陰性になる」と語ったためだ。

これについて玉川さんは「世田谷区の介護事業所や障がい者施設で無症状の人を検査したところ無症状のまま感染していた人が78人で、そのうち3分の1がスーパースプレッダーだった」とした。

ブンむくれた玉川さんは北村さんをさらに追及。

この発言でスタジオは混乱したけど、名調教師? 羽鳥アナがうまくまとめて事なきを得た。

ではありますが、玉川発言、「ホンマかいな?」ってことで、ググってみた。

そしたら、今年3月30日付東京MXテレビに「世田谷区は定期的なPCR検査を行った結果、感染させるリスクが極めて高い無症状の感染者が3割以上いたことを発表しました」とあった。

世田谷区の保坂展人区長が前日会見を開き、上記の発表をしておったのです。

これによると「無症状者のうち34.6%がマスクなしでの会話や会食でも簡単に感染させてしまう『感染力の強いタイプ』だったという」

そして、びっくりだけど「そのうち8割が高齢者だった」とも。

保坂区長は「スプレッターやスーパースプレッターは『若くて』『元気な』本人は症状がない高齢者に感染させる人だと思われてきた」

「しかし、高齢者施設で例えば自力歩行がようやくできる、あるいは誰かの支えを得ているという人の中に、症状がなくても大変な量のウイルスを抱えている人がいた」と発表したという。

「ひぇ~」

なんと高齢者であっても、しかも、ほぼ歩けないような人でも「無症状でウイルスを拡散」させる可能性があるってことだ。

つまり、ヨレヨレの高齢者でも大量のウイルスを抱えている可能性があるというのだ。

元気で飛び歩いているおぢみたいな高齢者でも、実は大量のウイルスを抱えた人がいるってことになる。

こりゃビビります。

コロナウイルスがまん延している東京、大阪、札幌には、元気なジジババ「スーパースプレッダー」がワラワラ居るのだ。

お互い高齢者だからといって、都会の高齢者、さっぱり油断できないのだとわかりました。

そんなこんな、感染者をあぶり出すには、やっぱり「広範なPCR検査は必要」だった、って話なのだ。

先進国並みのPCR検査をしてこなかった菅政権は「ワクチン頼み」の一辺倒。

そしてこれがまだ国民に行き渡らないし、届かない。

おかげさんで感染は拡大する一方で、東京五輪の開催も完全に不透明。

要するに菅さんは自分の首を自分で締めたのだ。

これを世間では「危機管理能力がない」と申します。

バカにつけるワクチン、欧米の先進国には売ってそうな気がするけど、どうよそのあたり???


専門家の意見に従わず、結果、感染拡大を助長する日本政府の奇々怪々

2021年05月10日 | Weblog

午前5時40分です。

気温はプラス4度と寒くてお天気は曇り空。

室温は18度しかないもんだから、ストーブに火を入れました。

雨上がりですから湿気を飛ばすにもいい。

今日のご当地、曇り所により雨の予報だ。

パッとしない天気が続きます。

さて、

新型コロナウイルスの感染拡大が止まりません。

っていうか、変異株含めて急拡大しており、道内の死者も過去最多の897人になったそうだ。

札幌も初の300人超えだという。

この第4波で、札幌の医療「ひっ迫は限界を超えた」そうで、ほぼ崩壊状態。

北海道も大変なことになってきた。

とはいえ、ご当地周辺「後志(しりべし)管内」の感染者はきのう1人だけだった。

少ないままに推移してほしいけど、ゴールデンウイーク中、ずいぶん観光客が来ていたので、どうだろか?

それより危機的なのは、なんといっても大阪だ。

日曜朝のサンデーモーニングで、医師の倉持仁さんはこう述べた。

「大阪では毎日1000人以上の感染者が出て、40~50人の方が亡くなり、入院・治療を受けられる方はわずか10%」

感染しても1割しか治療が受けられないのでは、大阪、相当ヤバい。

「ここ1週間の大阪の亡くなっている数を見ると、イギリス、アメリカなんかよりは多くなっていて『インドと同じくらい亡くなっているんじゃないか』なんて言わている」とも。

もしホントに大阪がインドと同じくらいなら、まもなく東京もそうなるのでしょう。

菅さんは先週末、「1日100万人接種する」とか言い出した。

ついこの間は「1日1万人」だった。

これを世間では「朝令暮改」と申します。

自衛隊でも1日1万人が無理というのに、何を根拠に1日100万人もできるのかが、わかりません。

はっきりしてるのは1日100万人なら、100日経てば、ほぼこの国の人口1億人になるって数字だけ。

どっからどう見ても、「つじつま合わせ」だ。

つい先ほどの羽鳥モーニングショーで、長野保健医療大学の北村義浩さんは「専門家の意見に従うか、それ以上の政策をしている国は抑え込んでいる」と申しておった。

専門家の言うこと聞かずに「政治判断」一辺倒の菅政権、これでコロナを抑え込めるとは到底思えません。


1都3県に高齢者900万人、「1日1万人接種」しても100日でたった100万人、それも「ムリ」らしい…

2021年05月09日 | Weblog

午前5時半になりました。

薄曇りのお天気で、気温はプラス3度と寒い朝です。

ストーブに火を入れた。

今日は昼過ぎから雨のお天気、最高気温は16度の予想だ。

日中は仕事もないので時間があるけど、そんなこんなのお天気で、何をしようかしらん…

さて、

菅総理は先日、「1日1万人のワクチン接種」を高らかに謳った。

「へぇ~」「ホンマかいな?」「そんなことできるの?」と思った。

実際、須田慎一郎さんによると「これはムリ」と官僚が申しておるそうだ。

悪いけど仮に1日1万人接種したとしても、100日経ってもたったの100万人なのだ。

1都3県には高齢者が、なんと900万人もいるのだよ。

1日10万人なら100日で1000万人、これなら90日で接種はめでたく完了だ。

だけど、実際には、これより一桁少ない「1日1万人がムリ」だという。

3か月経っても首都圏の高齢者ワクチン接種、完了するのは不可能ってことが判明だ。

実際、アエラは自衛隊関係者の声としてこう伝えている。

「自衛隊関係者です。1日1万人として、8時から20時まで13時間運営。割り算すると、1時間あたり770人の接種が必要。おじいちゃんおばあちゃんで頑張って1人接種を5分で終わらせるとして、接種場所1ヶ所で1時間に12人に接種するのが限界。770÷12=64、つまり計算上64ヶ所の接種場所が必要です」

なので「自衛隊が64箇所の接種場所を『何とかセンター』に設置して運営するのは絶対に不可能です」だそうな。

自衛隊員、プンプンだ。

「東京五輪」とその後の「総選挙」を睨んで菅さんは1日1万人の接種と言ったのでしょう。

ウイルス対策は「国の安全保障」の問題だとは思うけど、自衛隊の仕事かというと、そうではない。

ようするに、政府のコロナ対策はすべからく「後手後手」だったってこと。

そのツケを自衛隊に負わせるのはどうでしょう?

私利私欲でムリ筋の「1日1万人接種」とかのたまう総理大臣、かなりおかしいのだと申しておきましょう。

 


念仏唱えるだけのコロナ対策から、ようやく自衛隊を動員、さらにようやく「大規模接種センター」だ

2021年05月08日 | Weblog

午前5時を回っております。

ざぁざぁ雨が降ったり止んだりの朝で、午前4時ごろには雨音で目が覚めた。

気温はプラス8度、早くも桜が散り始めておりまする。

ニセコのおぢはというと、今朝もプリプリ快腸で快調だ。

さて、

大阪が事実上の医療崩壊だそうですが、札幌でも、市内の病院が満杯状態だという。

そこで、市外の病院にコロナ患者を搬送しておるそうだ。

ですがこのままなら、近隣の市だって、早晩、患者で一杯いっぱいになるわけで、いよいよニッポンの医療は危機的状況だ。

そんな中、政府はここへきて「大規模接種センター」を大都市に設けて一気にワクチン接種を進めるらしい。

後手後手だったコロナ対策ですが、ここにきていよいよ「汚名返上」できるかどうかの瀬戸際です。

なんでも今月中旬から自衛隊の看護官や歯科医、臨床検査技師などを含めて総動員するという。

「へぇ~」って話だ。

政府がこれまで実施していた対策と言えば「会食しないように」「不要な外出は控えるように」などと、念仏のように唱えるばかり。

「なまんだ~、なまんだ~」とお経を唱えれば、死者は成仏するか知らん。

だけど、「会食しないように~」「外出しないように~」といくら唱えても、ウイルスなんぞに勝てるわけがない。

平安時代なら「陰陽師」の祈祷でよかったかしらんけど、21世紀は「徹底した検査とワクチン、治療薬」だ。

ところが我がニッポン国では、その検査は民間任せ、ワクチンは外国任せ、治療薬の開発も進まないのだから腹も立った。

「念仏唱えるだけのコロナ対策」で、結果、飲食店やホテルなどの観光業は塗炭の苦しみをなめた。

とはいえ、ここへきて自衛隊を動員してのワクチン接種、まことにけっこう。

また大企業については、産業医を活用し、企業内での接種も視野にしておるという。

「対コロナ戦争」は、まさに総力戦ですから、「使えるものは使う」わけで、当然と言えば当然ですが、これまた結構なことだ。

丸々1年、後手後手の対策でしたけど、ここで一気に逆転したい菅さんですが、さて、どうだろ???

次々防衛線を破られて、とうとう最後の「本土決戦」みたいな気もする。 

いま接種しているワクチンで、インド型、英国型の変異株に対応できるのかどうか、そこも疑問だ。

来年のいまごろ、マスクなしで外出できるようになるとありがたいけど、そこは、どうだろ???


サクラ咲く

2021年05月07日 | Weblog

午前6時です。

晴れて気持ちのいい朝だ。

気温はプラス8度で、起き抜けにプリっと快便してまいりました。

まさに絶好腸!!

「腸と脳」は密接に関係しておるというから嬉しくもなる。

それゆえ、高齢で便秘の皆さまは「ボケ予備軍」かもしらん、要注意ですぞ!!

そんな中、お隣のサクラが満開となりました。

きれいだとは思いますが、先年訪れた弘前のサクラとは比べ物になりません。

あそこは「リンゴの選定技術」で人工的に美しく育てたサクラだ。

青森のサクラはコロナが収束したらまた行ってみたいとおもう。

そんなこんなのサクラではありますが、実はあまり好きな花ではありませぬ。

同じ春の花でも、小さくて可憐な勿忘草とか、スイセンとか、福寿草がいい。

サクラはパッと咲いてパッと散るところが、太平洋戦争中の特攻隊を思い起こさせて嫌な気分にもなったり。

実際、咲いてから散るまでの早いこと…

1年360日はハザクラだ。

そして、おぢの場合、そもそも性格が潔くないことになっておる。

しぶとく、ずるずる憎まれっ子世に憚る方がお似合いなのだ。

「健康のためなら死んでもいい」とか、わけわからんこと申しておるしねぇ、、、

おバカでスマン!!

懲りずにまた来てねぇ~


実は町村が有利な高齢者のワクチン接種…怪しいのはむしろ大都市

2021年05月06日 | Weblog

午前5時半です。

西の空がどんよりしておりますが、あとは晴れ。

気温はプラス6度で、新緑も芽吹きだしたり濃くなったり。

よそよそ春風も吹いております。

さて、

ゴールデンウイークも終わって、いよいよ全国各地で高齢者のワクチン接種が本格的に始まります。

全国津々浦々の65歳以上には接種券が4月中に届いている。

写真は3月下旬、おぢに届いたワクチン接種券だ。

3月下旬ですから、ご当地の接種券到着はずいぶん早かった。

問題は、フツーの65歳以上がいつから接種できて、いつ終了するかだ。

実は、小さな町や村ほど、トットと接種が終わる。

先日、全国すべての市町村にワクチンが1箱届いた。

この1箱で1瓶5回接種で975回分だ。

1瓶6回接種の注射器なら1170回だけど、そんないい注射器は今んとこ届いていない。

お近くの真狩村は人口2000人ほどで、65歳以上の高齢者人口はこの半分で約1000人。

接種したくない人もいるでしょうから、最初の1箱で高齢者は1回目の接種がほぼ終了する。

もう1箱届けば、高齢者接種は終わる勘定だ。

村民すべての接種も、あと2箱あれば終了する。

ですが、ご当地倶知安町は人口が約1万5000人ほど。

このうち65歳以上は約3800人いる。

なので4箱ないと1回目の接種が終了しないのだ。

それでも4箱あれば高齢者は1回接種できるということ。

ところが大都会はこれがもっと、ややこしい。

例えば東京都江東区だ。

ここでは集団接種が5月16日から6月5日までの3週間で最大約2万6400人できるという。

なんだかすごい感じがする。

これ以外に区内180か所の医療機関の個別接種で、週3万回接種できる体制と江東区は申しております。

「ひぇ~すごい数」と一瞬思う。

ですが、集団接種の盲点は「最大」と謳っていること。

そして180か所の医療機関で週3万回というのも「体制を整える」と申していることだ。

ようするに「最大」「体制は整っている」けど、問題はというと、そんなにワクチンがぎょうさん外国から届くのか? って話なのだ。

この江東区には、65歳以上の高齢者が、なんと12万人も住んでいる。

体制としては16日から22日までの1週間で集団接種が8450人、それにプラス医療機関の3万人=3万8450人だ。

1週間で3万8450人ってことは、ワクチンが40箱もないとダメなのだ。

「そんなにたくさんのワクチンが、いっぺんに届くのか?」ってことでもある。

都会のあちこちでは、役場に行列が出来たり、予約で大混乱したりがニュースになる。

全国の6割の自治体では、7月末までの高齢者の接種完了はムリと申しておる。

翻って真狩村は、たった4箱あれば全村民の接種が終了する。

新型コロナウイルスのワクチン接種は、大都市ほど甘くないのだと申しておきましょう。

田舎に住んでてよかったワン!!


薪の取り込み作業開始です

2021年05月05日 | Weblog

午前5時半です。

今朝の気温はプラス7度、曇り空で日中の気温はプラス15度まで上がるそうだ。

ということで、お隣のサクラが5分咲きとなりました。

ご当地にも本格的な春の訪れです。

そんな好天に恵まれたきのう、薪を床下に取り込む作業を開始した。

オンボロ運搬機に薪小屋の薪を積み込んで、家の床下に積み上げるのです。

一冬分の薪を、例年4日間で運び込む。

午後から「年寄り半日仕事」でしたが、就寝前の入念なストレッチとヨガで、今朝は筋肉痛もなく体調良好。

今日は雨模様のお天気なので作業は中止ですが、明日以降、天気と体調を勘案しながら肉体労働する。

都会の人にはわからんでしょうけど、夫婦でする単純労働、意外に楽しい。

唯一の心配は運搬機のクローラ(キャタピラ)が切れそうなことぐらいか…

先日のテレビニュースで、90歳が陸上男子100メートル走「世界新」樹立と放送しておりました。

これには大いに元気づけられた。

90歳になっても、薪割りして、積んで、運んでといった作業が楽しみながらできるよう、体力と筋力を維持することに決めた。

「憎まれっ子世に憚る」と申します。

なので、世間の皆さんには申し訳ないけど、ニセコのおぢも、しぶとく生きるのだ。

元気でスマンね!!

 


コロナ対策「3つのあり得ないミス」By経済アナリスト中原圭介

2021年05月04日 | Weblog

ちょうど午前5時半です。

気温はプラス2度でスカッと晴れのお天気だ。

深夜未明にトイレにも行かず、爆睡しております。

今朝はなぜか小鳥のさえずりが聞こえません。

なんでだろ?

さて、

第4波が急拡大してまいりました。

死者も急増中ですから、ゴールデンウイーク終了後は、いよいよインド並みですか?

ちょっと前のインド、ニッポンと似たりゴンベの感染状況でしたけど…

「菅総理のコロナ対策、ここへきて『3つのあり得ないミス』を犯していた…!」という、経済アナリスト中原圭介さんの記事が興味深い。

この中で中原さんは、菅政権のあり得ない3つの大きなミスについてこう書いている。

まずは「GoToトラベル」「GoToイート」を始めてしまったこと。

これはおぢも全く同感だ。

感染拡大の原因のひとつは人の移動というのに、感染の真っ最中「旅行しましょう」と国が言い出したのだから狂気の沙汰だった。

最近になって政府は、いきなり「人流」などという言葉を使いだして、今度は制限し始めたからトンチンカン。

「人流」って変な言葉だなぁ~ と思ったら広辞苑にもありません。

元NHKアナウンサーのブログにさえ、「気になる言葉!『人流』」とあった。

あちらのブログにもありますけど、「人の流れ」でいいじゃんと思う。

2つ目は「水際対策を怠ったことで国内に変異株を入れてしまった」ことだと指摘する。

「1人でも変異株の感染者が見つかれば、水際対策を強化する」と菅総理は度々発言していたけど、これではまったくもってダメだ。

この場合は「水際対策を強化して、ひとりも感染者を入れない」対策が必要だった。

「事象が起きてから対応する」菅さん的な対応では感染は拡大する一方だ。

そもそもウイルスに関しては「起きる前に対策」が必要なのだ。

中原さんも「『1人でも見つかった時点で、数100人に感染が拡大している』という想像力が働かないのか、不思議でなりませんでした」と述べておる。

3つ目はというと「間違った感染対策」だという。

実際、政府関係者によれば、会食の参加者が4人や3人の場合でも感染するケースが多いという。

だから「4人以下なら会食はOK」という対策は間違っていると指摘。

時短営業より「入店はひとりだけで、黙食を条件に2人まで」だと効果があったというのだ。

しかし、これは難しいね。

そんなこんな、「観光利権や五輪利権に固執するあまり、感染対策が後手後手」との指摘には納得です。

ですがこの中原さんもPCR検査については触れておりません。

このゴールデンウイークのスタート前だって、大勢が民間の検査センターに行列した。

先進国並みのPCR検査をしておれば、経済を含めてこの国の風景、どうなっていたでしょう?


「菅『コロナ敗北』の瞬間」By週刊文春

2021年05月03日 | Weblog

午前6時半になるところです。

お天気はどんより曇り空で、雨も降ったのかデッキが濡れています。

ここんとこ、巣立ったばかりと思えるウグイスの鳴き声で目が覚めます。

例年、いまごろは「ケキョ」とか「ホーキョ」とか聞こえるのです。

澄んだ声ではありますが、まだうまくさえずることのできない幼鳥なのでしょう。

へたっぴではありますが、耳に心地よい。

お隣のサクラも2分咲きでしょうか?

気温はただいまプラス3度とまだ寒いけどね。

さて、

ゴールデンウイーク特集号の週刊文春はお読みになりましたでしょうか?

「菅『コロナ敗北』の瞬間」ですわ。

4月25日から5月11日まで、たった17日間という短期で始まった「緊急事態宣言」を筆頭に、菅総理の大暴走が止まらないという。

田村厚労相が短期間の緊急事態宣言について「絶対にそんなことはダメです!」と言っても聞く耳を持たなかったそうだ。

1度目の緊急事態宣言は東京では45日間に延長。

2度目は73日間に延長だった。

第3波をはるかに凌ぐ感染者を出している今回の第4波、なのに宣言が1、2度目より短いって、どう考えてもおかしい。

その17日間でも、菅さんは当初「もっと短くしろ」と申したそうだ。

ようは5月17日に予定されているバッハ会長の来日までに、緊急事態宣言を終わらせておきたいということ。

またその緊急事態宣言の2日後、菅総理は「7月末に高齢者のワクチン接種を完了させる」と突然言い出した。

河野太郎ワクチン担当相は激高し「できるわけがありません! ロジもできない。ハコ(接種会場)もない」などと直談判したそうだ。

ようは五輪の時期を意識したためという。

専門家の意見を無視した「GoToトラベル」の強行もそうだったけど、この人の感覚は相当おかしい。

まったくもってトンチンカンの極み。

3月21日の「宣言解除」の際も、「解除直前、田村大臣が総理に『また4月下旬に宣言を出しことになりますよ』と話したところ、総理は『何で?』と聞き返していた」という。

コロナで国が危機的状況を迎えているというのに、部下や周辺の声を聞かずに「東京五輪と解散総選挙」に突っ走る菅総理大臣。

「クルクルパー」じゃなかろうか???