しとしと雨の月曜日。
新緑が一段と濃くなってまいりました
午前6時の気温もプラス13度と二けただ。
さて、
共同通信による菅内閣の支持率は41.1%で前回44%から下落した。
朝日新聞の世論調査では危険水域とされる30%台の33%に急落だそうな。
いずれもコロナ対応への不満の表れだ。
12日、自衛隊のトップだった河野勝俊前統合幕僚長は日本記者クラブで会見し「もっと早めに手を打つべきだった。危機管理として失敗している」とまことにごもっともな発言をしている。
制服組の前トップが、政府を批判するのはまことに異例だ。
河野さんは「政府の側にいた人間なのであまり言いたくはなかった。ここに至ってちょっと申し上げたい」と前置き。
菅総理が東京五輪を「人類が新型コロナに打ち勝った証し」と位置づけていることに、こう述べた。
「『打ち勝った証し』という設定をしたのであれば、もっと早めに手を打ってやっていくべきだった。危機管理として失敗だった。五輪を開催する国がクーデターでごたごたしているミャンマーと同じレベルだ」
「これでワクチン接種が順調とは、私には到底思われない」とバッサリ。
政権のワクチン対応を「最悪の事態を考え、そこに至らないようにするのが危機管理なのに、逆行している」「その場その場の後追いだ」と喝破した。
先日、突然言い出した「1日100万件接種」だっておかしな話だ。
東京五輪の開始が7月と分かっているのだから、そこから逆算して備えておくべきだった。
諜報機関の内閣調査室は、ファイザートップにハニートラップを仕掛けてでも、国民のためにワクチンを確保すべきだった。
イスラエルのネタニヤフ首相は1月、「友人であるファイザーのCEOと17回目の会談を行い、さらなるワクチンを受け取ることで合意した」そうだ。
17回の会談ですぞ!!
ついこの間、アメリカで1度電話しただけの菅さんとはレベルが違う。
またイスラエルの諜報機関モサドは、患者のデータを提供するなどファーザーに便宜を図ったとも伝えられる。
アラブと戦闘中の国ゆえ、危機管理はハンパない。
翻ってニッポン国のお粗末対応にはあきれ果てる。
危機管理ができないノー天気な政府のおかげさんで、ニッポンの経済も観光も国民の生命もアジャパーだ。
これを「亡国の内閣」と言う。