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おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

日本の医療制度は「有事を想定していない」By尾身茂

2021年05月25日 | Weblog

夫婦して寝坊して、ただいま午前7時になるところ。

深夜から未明かけて雨が降り、ただいまの気温13度、今朝も肌寒い気がしますけど、これは風邪ですか?

そもそもが“お天気屋”ですから、寒くてジメッとした天気が続くと、どうにもいけません。

スカッとしない残念な天気はしばらく続くようです。

さて、

文藝春秋6月号に感染症対策分科会会長の尾身茂さんの話が載っておりました。

この中で尾身さんは日本の医療は「感染症で重症患者が一気に増える『有事』を想定していません」と申しております。

地方には規模の小さな病院がたくさんあるけど、平常時はベッドの占有率を上げて収益を確保するだけでも大変な状態だそうな。

だから、いつ起きるかわからない感染症のために特別のベッドを持つ余裕などない。

つまりは「危機に備えた医療体制がない」のだ。

空きベッドを持たない「ギリギリ経営」が日本の民間病院の現実だそうだ。

だから医療がひっ迫するのだと、フムフムいたしました。

なので、厚労省は国立公立病院を中心に「危機対応できる病院づくり」をコロナ終息後に進めるべき。

その前にコロナを放逐しないといけません。

残念だけど、いまは緊急事態延長で、アメリカにも渡航禁止にされるという、トホホな国と化した。

そこから脱出するには、もうワクチン接種しかありません。

そのためには、英国の現地日本人医師がいうように、チョー目先は1回接種に特化すべき。

3週間後に2回目ではなくて、英国並みに12週間後にすれば、もっと多くの人にとりあえず1回は打つことができる。

「2回目接種は遅らせてもいい」というのが、文藝春秋6月号と「朝日新聞グローブ+」でしか語られないのはどういうわけだ?

合理的な接種で、国民に安心と安全、経済の再生が大事だと思うけど、これが論議さえされないって、わけがわかりませんです、ハイ!!