今朝も肌寒い朝を迎えております。
まもなく午前6時で気温はプラス6度。
雲が低く垂れこめております。
きょうのご当地、所により昼まで雨で午後から晴れだそうな。
パッとしないお天気が続きます。
さて、
きのうの羽鳥モーニングショーで、日本医科大学特任教授の北村儀浩さんの発言に玉川徹さんが噛みついた。
北村さんが「無症状で元気はつらつ、これから地方に出張に行くぞという人たちは、ほぼ間違いなく100に近い陰性になる」と語ったためだ。
これについて玉川さんは「世田谷区の介護事業所や障がい者施設で無症状の人を検査したところ無症状のまま感染していた人が78人で、そのうち3分の1がスーパースプレッダーだった」とした。
ブンむくれた玉川さんは北村さんをさらに追及。
この発言でスタジオは混乱したけど、名調教師? 羽鳥アナがうまくまとめて事なきを得た。
ではありますが、玉川発言、「ホンマかいな?」ってことで、ググってみた。
そしたら、今年3月30日付東京MXテレビに「世田谷区は定期的なPCR検査を行った結果、感染させるリスクが極めて高い無症状の感染者が3割以上いたことを発表しました」とあった。
世田谷区の保坂展人区長が前日会見を開き、上記の発表をしておったのです。
これによると「無症状者のうち34.6%がマスクなしでの会話や会食でも簡単に感染させてしまう『感染力の強いタイプ』だったという」
そして、びっくりだけど「そのうち8割が高齢者だった」とも。
保坂区長は「スプレッターやスーパースプレッターは『若くて』『元気な』本人は症状がない高齢者に感染させる人だと思われてきた」
「しかし、高齢者施設で例えば自力歩行がようやくできる、あるいは誰かの支えを得ているという人の中に、症状がなくても大変な量のウイルスを抱えている人がいた」と発表したという。
「ひぇ~」
なんと高齢者であっても、しかも、ほぼ歩けないような人でも「無症状でウイルスを拡散」させる可能性があるってことだ。
つまり、ヨレヨレの高齢者でも大量のウイルスを抱えている可能性があるというのだ。
元気で飛び歩いているおぢみたいな高齢者でも、実は大量のウイルスを抱えた人がいるってことになる。
こりゃビビります。
コロナウイルスがまん延している東京、大阪、札幌には、元気なジジババ「スーパースプレッダー」がワラワラ居るのだ。
お互い高齢者だからといって、都会の高齢者、さっぱり油断できないのだとわかりました。
そんなこんな、感染者をあぶり出すには、やっぱり「広範なPCR検査は必要」だった、って話なのだ。
先進国並みのPCR検査をしてこなかった菅政権は「ワクチン頼み」の一辺倒。
そしてこれがまだ国民に行き渡らないし、届かない。
おかげさんで感染は拡大する一方で、東京五輪の開催も完全に不透明。
要するに菅さんは自分の首を自分で締めたのだ。
これを世間では「危機管理能力がない」と申します。
バカにつけるワクチン、欧米の先進国には売ってそうな気がするけど、どうよそのあたり???