午前5時を回りました。
薄曇りのお天気で、気温はプラス12度。
今日は日中の最高気温17度で午後から雨だ。
きのう日中はというと、あわや25度の夏日でした。
ついこの間までストーブ焚いたりしてましたけど、もう夏日寸前。
冬のあとは、春をすっ飛ばして夏です。
気候変動の時代にしみじみいたします。
さて、
北海道内で新型コロナウイルスが猛威を振るっております。
札幌の累計患者数は2万人を超えた。
きのうの道内感染者は681人で、このうち札幌が394人だそうな。
道内の感染者の半数以上が札幌や旭川、小樽などの大都市に集中しております。
学校でのクラスターも頻繁に発生しておるとか。
このうちご当地に一番近い小樽では「昼カラ」でクラスターだ。
これは完全にヒマな高齢者の所業。
無事に生還できるといいのですが…
それにしても北海道と沖縄です。
先月から今月にかけてのゴールデンウイーク期間中、東京方面から大勢観光客がやってきた地域だ。
そりゃ地元民の飲食も理由か知らんけど、東京などから持ち込まれた可能性も否定できませぬ。
一方、東京は843人で7日連続で前週を下回っているという。
北海道や沖縄で急増しておるというのに、東京が増えてないどころか、減ってきたというあたり、にわかには信じがたい。
五輪を控えて小池さん「大本営発表」してるんではないかと疑いたくもなる。
なにせ大阪や札幌はもう医療崩壊寸前というひっ迫状態なのだ。
きのうどこぞのテレビ局で放映していた関西の「訪問看護師」の体験には胸が詰まった。
なんでも患者宅を訪問したら、30代の若い患者は呼吸が苦しい様子だけれど、入院させることもできない。
母親はこの訪問看護師に「息子を病院の廊下の片隅でもいいから、入院させてもらえませんか」と、両手を合わせる。
でも、どうしようもない。
この保健師の必死の訴えで、その息子、なんとか入院はできたそうだ。
その後、この訪問看護師が母親に電話したところ「きょう亡くなった」という。
訪問看護師は「毎日必死にやっても、つかんだ命を絶対に手放さないでおこうと思っても、この指の隙間から命がこぼれ出ていく」と話した。
切ない話です。
内閣官房参与の高橋洋一さんよ「日本はこの程度の『さざ波』。これで五輪中止とかいうと笑笑」か?
医療現場とは、あまりに認識がズレてると思いますけど…