グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

オオジュリン

2010年11月06日 | 
今日は海岸沿いの草地でオオジュリンを見つけました。
去年同じ頃に同じ場所で出会っていたので「もしかしたら・・・」と思っていたのです。
うれしいですね。
数羽のアオジと一緒に3~4羽でいました。



ホオジロに似ています(同じ科なので)がよく見るとお腹の色や背中や顔の模様が微妙に違います。


こちらがホオジロ。
上がオス、下がメスです。



違いがわかると思います。



ふたたびオオジュリンさん。



あぁ~、コッチ見てる。
決して怪しい者ではありません・・・ちょっと写真を撮らせてくださ~い。



冬羽なのでオスメスの区別は私にはわかりません。
夏羽のオスは頭が真っ黒になります。
いつか北国でダンディになって元気にさえずるオオジュリンに会ってみたいです。


こちらは一緒にいたアオジ。



「なにか?」ってな顔ですね~。
オオジュリンに比べると尾羽が短めなので小さく見えます。
「チッ、チッ」と鳴いていたのですが私にはアオジなのかオオジュリンなのか区別することができませんでした(泣)



伊豆大島で見ることができるホオジロの仲間は他にクロジ、カシラダカ、ミヤマホオジロなどがいます。
クロジとカシラダカにはこの秋まだ出会っていませんが、水曜日にミヤマホオジロを見つけました。





オスなので黄色い冠羽(かんう)が鮮やかですね。
1羽きりでホオジロたちと一緒にいました。


日本で観察記録があるホオジロの仲間には結構種類がいて(24~25種)中にはとても珍しいものもいます。
自分の翼でどこへでも飛んでいくことができる鳥たち。
冬場群になっているホオジロたちの中にレアな小鳥が混じっているかも・・・と探してみるのも楽しいものです。




今日のオマケ。



日光浴をしているトビを発見!
尾羽もしっかり広げていますよ~。





今日出会った鳥たち(声のみを含む)
ウミウ、オナガガモ、オオミズナギドリ、ウミネコ、クロサギ、イソシギ、ミサゴ、トビ、ノスリ、ハイタカ、チョウゲンボウ、コジュケイ、キジバト、ツバメ、キセキレイ、ハクセキレイ、タヒバリ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、ツグミ、ウグイス、セッカ、シジュウカラ、ヤマガラ、メジロ、ホオジロ、アオジ、オオジュリン、カワラヒワ、マヒワ、アトリ、シメ、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ドバト

                 がんま

コメント
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