今週は、元町にある大きなクスノキ↑の近くで仕事をさせてもらいました。
大きく枝が広がって、気持ちの良い樹形です。
クスノキは、大島には自生していなかったそうです。愛宕山の神社にスーッと伸びた大きな木がありますが、何人もで抱える程の太さのものは大島にないようです。明治時代頃に移入されたものでしょうか?
クスノキの枝にカマキリがいたので、カメラを取りに行っている間に、どこえやら?見失ってしまいました。
先月末の台風14号の風の影響はないものかと、屋根に登ってみたら、カマキリがいました。最近、網戸や家の外壁に登っているのを目にすることが多くなったカマキリたち。卵を産む場所を探しているのか・・・と思ったら。
お食事中でした↓。
アシナガバチの仲間を捕らえて、食べ始めたところのようです。
[ オオカマキリ ]
夏には、こんな↓大きな獲物を相手にしていました。お盆の頃です。
相手が人間のように大きくても、
やるかッ!? と、威嚇:いかくのポーズでひるみません。
鎌の内側に模様のある[ コカミキリ ]↓
昔の人たちは、胸の前で手を合わせる「祈り」の姿と見たようで、
「おがみむし」と呼ぶ地方も多いようですね。
英語でも「Praying mantis:祈り虫」とも。
日本には、10種ほどのカマキリの仲間がいます(一説には11種?)
大島には、その内の何種がいるのでしょう?
【おまけの1枚】
カマキリは、サナギにならずに、脱皮を繰り返して、
そのままの姿で成虫になります。これを不完全変態といいます。
これは、そのカマキリの抜け殻。
こうゆうものを見つけて喜んでいる人を、
完全変態と呼ぶそうな。(笑)
(なるせ)