久しぶりに訪問歯科医学会の報告
講演第3者は在宅で若年性アルツハイマーの妻を20年以上介護している方の報告。
あるきっかけで訪問歯科を受診、ウ食治療と並行して口腔ケアを1か月以上、訪問歯科診療受診前は食事時間が1時間半から2時間半もかかっていたのが30分から40分で食べ終える効果を実感したという。
講演者の信条は「明るく楽しい家庭」「適当な運動をする」「おいしいものを食べる」だそうで、その基本姿勢に基づたケア設計が注目に値する。
今回は口腔ケアの重要性が中心の講演であり、その効果は十分説明されていた。
私が注目したのは住宅環境の整備で、当然介護用ベットと車いすの使用があり、その室内での使用条件であるフラットな床車いす移動が可能な幅員の確保がある。
それ以外にリフトが居住空間と浴室に設備され、移動負担が軽減されていること。
このリフト使用が長期間の在宅でのアルツハイマー病患者の介護を可能している側面も見逃せない。
口腔ケアも重要だし、住宅環境の整備も重要であるわけで、要は総合的な判断とケアの設計が不可欠だということを意味している。
総合的なケア設計を支える職種がケアマネジャーでありたい、と思う。
講演第3者は在宅で若年性アルツハイマーの妻を20年以上介護している方の報告。
あるきっかけで訪問歯科を受診、ウ食治療と並行して口腔ケアを1か月以上、訪問歯科診療受診前は食事時間が1時間半から2時間半もかかっていたのが30分から40分で食べ終える効果を実感したという。
講演者の信条は「明るく楽しい家庭」「適当な運動をする」「おいしいものを食べる」だそうで、その基本姿勢に基づたケア設計が注目に値する。
今回は口腔ケアの重要性が中心の講演であり、その効果は十分説明されていた。
私が注目したのは住宅環境の整備で、当然介護用ベットと車いすの使用があり、その室内での使用条件であるフラットな床車いす移動が可能な幅員の確保がある。
それ以外にリフトが居住空間と浴室に設備され、移動負担が軽減されていること。
このリフト使用が長期間の在宅でのアルツハイマー病患者の介護を可能している側面も見逃せない。
口腔ケアも重要だし、住宅環境の整備も重要であるわけで、要は総合的な判断とケアの設計が不可欠だということを意味している。
総合的なケア設計を支える職種がケアマネジャーでありたい、と思う。