nikkurei社長のひとこと**ケアマネは希望の星だ**

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居宅介護支援事業所を子供に引き継ぎたい

2009-09-13 09:32:48 | 経営
今週からケアマネが開業するためのセミナーを行いますが、掲げた目的は「子供に引き継げる」居宅介護支援事業所をやろうというものです。

「子供に引き継ぐ」居宅介護支援事業所にはいろいろな意味が含めれます。

たとえば税理士事務所や行政書士、司法書士を親子2代にわたって行っている方が多いです。ケアマネジャーは創設10年足らずですから二世代にわたって継承される経過を持っていませんが、地域で作ってきた事業の地盤があるわけですからできることなら子供に渡したい。



ここでセミナーを開催しケアマネに独立して欲しいと思うのは

ケアマネジャーの仕事をそのまま報酬に反映させたいからでもあります。

ケアマネジャーの仕事の中身が良く理解されていないと思っています。その1つが介護度別の報酬設定と介護度別に関わらないケアマネジャーの業務量があります。私が聞いたところでは介護度が軽くても支援に手間が掛かる方はいる、逆に介護度が重い方でも手間の掛からない方もいる。支援する側が経験が豊かであろうと担当件数が少なかろうとケアマネジャーの能力に関係なく介護度と支援に掛かる手間とは相関しないという意見でした。

このケアマネジャーの手間の量と介護度と相関しない理由として考えられることは介護度判定の概念とケアマネジャーの業務とが混同されている、もしくはケアマネジャーの業務の全体像が把握されていないことに起因していると考えています。

介護度の設定は介護に掛かる時間から割り出しています。これに対しケアマネジャーの業務は介護に掛かる時間でなく、介護とは別の概念―介護を組み立てるための業務で、介護度の概念とは異質の概念から成り立っています。この介護度判定の概念とケアマネジャーの業務の概念とが混同していることによってケアマネジャーの報酬設定のゆがみとなっていると見ています。

この改善の方法として介護度別のケアマネジャーの手間の係り具合を取りまとめることから議論が始めたい、そのもと資料を収集する場がこのケアマネが行う居宅介護支援事業所なのです。

この作業では報酬設定を議論することになりますが、ここでの議論の目的はケアマネジャーの姿を知ってもらい、ケアマネジャーを一般の国民生活のなかに浸透させることにあります。

国民のケアマネジャーに対する認識が定着することから「子供に引き継ぐ」に値する資格になるのではないかと思っています。








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セミナー

9月18日7時藤沢・労働会館

9月19日3時横浜・かながわ県民活動サポートセンター

9月25日7時三田・女性と仕事の未来館

詳細:http://www.nikkourei.com



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