特定秘密保護法に、東大教授の長谷部氏が賛成の立場で行動している。憲法学者清水雅彦氏が自らのブログで、そのことについて言及している(アドレスは下記)。
http://blogs.yahoo.co.jp/constimasahikos/32408074.html
長谷部教授、東京大学法学部の憲法をはじめとした公法学者であるが、ボクは、彼が『UP』という東京大学出版会が発行している雑誌に、法律についていろいろ書いていたことを思い出す。
詳しい内容は忘れてしまったし、『UP』も捨ててしまっているので、確認も出来ないが、どうも「護憲派」ではないな、と思っていた。その連載もたしか単行本になったと思うが、読む気もないのでその本も知らない。ただ、護憲派の憲法学者が書いている本にも、時に彼の論文がはいっていることもあり、いったいどういう考えの人なのかといぶかしく思っていた。
清水氏は、秘密保護法に賛成した長谷部氏に対して疑問を抱いているようだが、彼がいままでに書いてきた論文を読めば、こうなるべくしてなったことが理解され得よう。
学者のなかには、政府の諮問会議、有識者会議の一員となると、今まで主張してきたこととは異なることを語るようになる場合がある。たとえば、神野直彦、宮本太郎の両氏などがそうだ。「転向」したのかと思ってしまったほどだ。なお宮本太郎氏は、日本共産党の最高幹部、宮本顕治氏のご子息でもある。
長谷部氏の場合は、こうなることに違和感はない。最初から、思惟様式は「体制的」であった。
学者は、国家権力に取り込まれやすいのである。そういう例を、ボクはたくさん見てきた。
http://blogs.yahoo.co.jp/constimasahikos/32408074.html
長谷部教授、東京大学法学部の憲法をはじめとした公法学者であるが、ボクは、彼が『UP』という東京大学出版会が発行している雑誌に、法律についていろいろ書いていたことを思い出す。
詳しい内容は忘れてしまったし、『UP』も捨ててしまっているので、確認も出来ないが、どうも「護憲派」ではないな、と思っていた。その連載もたしか単行本になったと思うが、読む気もないのでその本も知らない。ただ、護憲派の憲法学者が書いている本にも、時に彼の論文がはいっていることもあり、いったいどういう考えの人なのかといぶかしく思っていた。
清水氏は、秘密保護法に賛成した長谷部氏に対して疑問を抱いているようだが、彼がいままでに書いてきた論文を読めば、こうなるべくしてなったことが理解され得よう。
学者のなかには、政府の諮問会議、有識者会議の一員となると、今まで主張してきたこととは異なることを語るようになる場合がある。たとえば、神野直彦、宮本太郎の両氏などがそうだ。「転向」したのかと思ってしまったほどだ。なお宮本太郎氏は、日本共産党の最高幹部、宮本顕治氏のご子息でもある。
長谷部氏の場合は、こうなることに違和感はない。最初から、思惟様式は「体制的」であった。
学者は、国家権力に取り込まれやすいのである。そういう例を、ボクはたくさん見てきた。