ネットで下記のニュースを知り、今日は『朝日新聞』を購入した。
福島第一の原発所員、命令違反し撤退 吉田調書で判明
木村英昭 宮崎知己 2014年5月20日03時00分
東京電力福島第一原発所長で事故対応の責任者だった吉田昌郎(まさお)氏(2013年死去)が、政府事故調査・検証委員会の調べに答えた「聴取結果書」(吉田調書)を朝日新聞は入手した。それによると、東日本大震災4日後の11年3月15日朝、第一原発にいた所員の9割にあたる約650人が吉田氏の待機命令に違反し、10キロ南の福島第二原発へ撤退していた。その後、放射線量は急上昇しており、事故対応が不十分になった可能性がある。東電はこの命令違反による現場離脱を3年以上伏せてきた。
東電社員が逃げたい気持ちも分かるが、しかし無責任きわまりないということでもある。それをずっと東電も、政府も隠し続けてきたということ、このほうが重大だと思う。
これに関して、菅官房長官は、
故吉田所長の証言資料、開示せず=菅官房長官
菅義偉官房長官は20日午前の記者会見で、東京電力福島第1原発の事故発生時に所長だった吉田昌郎氏(故人)が、政府事故調査・検証委員会の調べに応じた証言資料を入手したとの朝日新聞の報道について、「ヒアリングは非公開を前提に任意の協力を得て行われた」として開示しない方針を示した。「政府が保管しているものと内容が一致しているか申し上げることはできない」と真偽の確認も避けた。(2014/05/20-11:18)
「吉田調書」が明らかになっても、政府はそれでも公表せず、隠し続けるという。
事故に関する情報は、このように政府や東電にとって都合の悪いことは隠し続ける。これが日本の姿である。
「特定秘密保護法」が、もっとこのような隠蔽体質を強化していくことだろう。
これが、今の日本だ!
福島第一の原発所員、命令違反し撤退 吉田調書で判明
木村英昭 宮崎知己 2014年5月20日03時00分
東京電力福島第一原発所長で事故対応の責任者だった吉田昌郎(まさお)氏(2013年死去)が、政府事故調査・検証委員会の調べに答えた「聴取結果書」(吉田調書)を朝日新聞は入手した。それによると、東日本大震災4日後の11年3月15日朝、第一原発にいた所員の9割にあたる約650人が吉田氏の待機命令に違反し、10キロ南の福島第二原発へ撤退していた。その後、放射線量は急上昇しており、事故対応が不十分になった可能性がある。東電はこの命令違反による現場離脱を3年以上伏せてきた。
東電社員が逃げたい気持ちも分かるが、しかし無責任きわまりないということでもある。それをずっと東電も、政府も隠し続けてきたということ、このほうが重大だと思う。
これに関して、菅官房長官は、
故吉田所長の証言資料、開示せず=菅官房長官
菅義偉官房長官は20日午前の記者会見で、東京電力福島第1原発の事故発生時に所長だった吉田昌郎氏(故人)が、政府事故調査・検証委員会の調べに応じた証言資料を入手したとの朝日新聞の報道について、「ヒアリングは非公開を前提に任意の協力を得て行われた」として開示しない方針を示した。「政府が保管しているものと内容が一致しているか申し上げることはできない」と真偽の確認も避けた。(2014/05/20-11:18)
「吉田調書」が明らかになっても、政府はそれでも公表せず、隠し続けるという。
事故に関する情報は、このように政府や東電にとって都合の悪いことは隠し続ける。これが日本の姿である。
「特定秘密保護法」が、もっとこのような隠蔽体質を強化していくことだろう。
これが、今の日本だ!