心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

言葉を失う

2016年07月30日 | 雑感・愚見




障碍者施設・津久井やまゆり園で

障害者19人が殺害されるという

凄惨な事件が起きました。



逮捕された犯人は、

大麻を使用していたことが明らかになったことで

大麻精神病の影響の可能性についての

話しも出ているようです。



しかしながら、書物には

依存性であるとか大麻と統合失調症(幻覚、幻聴、妄想)を

引き起こす危険性について書かれていましたが、



実際問題、

覚せい剤と違って

大麻それ自体には

その人の人格をぶち壊してしまうほどの

強烈な影響力がないはずと言うのが

今のところの私の結論というのか感覚なのです。



ですから、

この事件を起こす前から

何らかの原因で精神の変調を起こしていた犯人が

その高揚感をさらに高めるためであるとか、

精神の変調による心の乱れの苦しさを紛らわすために

大麻を使用していたと考える方が

自然なように思います。



犯人と接点があった人達は、

犯人は大学に通い始めてから

まるで別人のように感じられるほど

急に人格が変わったと伝わってきています。



それまで崩れる前のジェンガのように

なんとかバランスを保っていたのが

大麻と言う刺激によってガラガラと

崩れ落ちてしまったのか、



破壊的、破滅的な不良仲間や

破壊的、破滅的な思想を持つ仲間たちとつるんだことで

それまで心の邪を留めていた何かが緩んだ結果なのか、



これから専門家と称する人たちが

あれこれと理屈や理由を付けることは出来るかと思いますが、

真の原因は、犯人にも周りの人達にも

分からないかと思います。



ここで強く言いたいことは、

人格障害と言われる周りの人達を

酷く不快にさせ怒らせてしまう言動を取りがちな人がいます。

幻聴や幻覚、妄想に苦しんでいる統合失調症の方々もいます。

そして、

その多くの人は、

絶対に踏み越えてはならないラインを

踏み越えません。



めちゃくちゃ苦しく、辛い精神状況においても

しっかりと踏ん張り続けることが出来る人達なので

今回の犯人とは全く別の次元の人達であることを

ご理解して頂ければ嬉しく思います。





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