心の扉 神戸カウンセリング花時計

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アメフト無料観戦チケット

2024年09月07日 | 雑感・愚見

 

1985年 アメリカのワシントンで

指名手配犯の一網打尽を狙った警察が

アメフトの試合の無料観戦券をエサにして

パーティーに誘い出す作戦を実行しました。

 

この警察の作戦にまんまとひっかかった

100名余りの指名手配犯が逮捕されました。

 

 

このアメリカ警察史に残るであろう逮捕劇は、

日本のテレビでも紹介されていたので

記憶にある方もいるのではないでしょうか。

 

警察は、この作戦を実行するために

何か月も前から動き、調べ上げた指名手配犯の住所に

フラッグシップと言う会社のキャンペーンで

アメフトのレッドスキンズとシンシナティ・ベンガルズとの

無料観戦チケット2枚が当選したと郵送しました。

 

そして、その無料観戦チケットの当選者は、

さらにアメフトの一大イベント『スーパーボール』の

無料観戦チケットの抽選を受けることが出来るとして

抽選パーティー会場へ招待しました。

 

警察は、こんなことで指名手配犯らが

のこのことやって来るとの確信が持ててはいませんでしたが、

駄目元でとにかくやってみようで作戦を決行したところ、

招待状を受け取った指名手配犯から一人、また一人と

問い合わせの電話が入ります。

 

抽選会の当日、指名手配犯らが出向いた

偽の抽選会場のワシントン・コンベンションセンターに

待ち受けるのは、武装した連邦保安官や警察に加えて

タキシードを着た案内人、チアリーダー、司会者、配膳係、

マスコットの着ぐるみ、メンテナンス・スタッフ等に扮した

総勢166人。

 

指名手配犯らは全員、抽選会場のホールに通され

イベントの司会を務める警察官の合図で

待ち構えていた武装警察官らが突入して

指名手配犯101人、全員を逮捕。

 

このワシントンDCの連邦保安局とメトロポリタン警察が

共同で組織した『フラッグ・シップ作戦』は、

アメリカの法執行機関による逃亡犯の大量逮捕の中でも

歴史的に最も成功した逮捕劇となりました。

 

逮捕された指名手配犯の中には、

この逮捕劇を取材しているカメラに向かって

「なんでだ。住所が分かっているのなら家に来ない!」

 

私もそう思うんですよね。

会場を手配したり、郵送費用に偽造チケット作成と

そこそこ経費もかかるだろうし、

何でまたこんな回りくどいやり方をしたん?

 

警察組織が指名手配犯らの住所まで調べ上げたのは、

確かに凄いことではあるけれども

(おそらく盗聴システムを駆使してかな)

それ以上にアメリカの指名手配犯(逃亡者)って

なんでこんなに陽気と言うか単純と言うか・・・

 

日本の指名手配犯が郵送された招待状一つで

のこのこと会場まで出向くとは思えんなあ。

でも逃亡犯が阪神タイガースのファンで、

甲子園球場の阪神巨人戦のチケットなら有り得るかあ。

 

私の実体験の話じゃなくて

あくまでも知り合いの話なんですが

元カノから「話を聞いて欲しい。」との電話があって

なんだあいつまだ俺のことを好きなのか?と

今日だけで良いからとムフフの関係を求められたりしてと、

のこのこと待ち合わせの喫茶店まで出向いたら

情報商材の営業をかまされたって。

 

 

 

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