２００４年 アメリカのノースカロライナ州で
男性が運転するバイクが対向車と衝突し、
血まみれの男性は、必死に婚約指輪を取り出して
後部シートに同乗していた女性に求婚しました。
幸いにも怪我は回復し、プロポーズも成功したとのこと。
運転していた人間が血塗れになる位の事故で
バイク事故の場合は、運転者よりも後部シートの人間の方が
大きな怪我を負うことが多いと聞いたことがあるので、
同乗者の女性もかなりの怪我を負ったと思ったりするのですが、
まあ多くの場合というだけなので
後部シートに乗っていた女性の怪我は
幸運にも比較的軽かったのかも知れません。
運転者の男性は、かなりの衝撃を受け
しかも血塗れになっているので
この事故で自分は死んでしまうかもと思ったのかな。
薄れゆく意識の中で力を振り絞り
路上に投げ出された女性の元に這ってにじり寄り
どこからか取り出した指輪を見せて
「僕と・・・結・婚してけろ・・・」
血塗れで死にそうな男が這いながら自分に迫って来て
必死の形相で結婚してけろって言われたら
断ることができる人ってそういないとは思いますが
記事の内容からは、事故現場でOKが出ただけでなく
怪我が回復してからも変わらずのOKが出たんでしょうね。
このツーリングで綺麗な景色の所まで行って
そこで求婚しようと考えていたんでしょうけど、
一世一代の大仕事を後に控えたウキウキドキドキ気分が
いつもより強くアクセルを回させたのか
普段から風になろうとして鉄馬を疾走させていたのか、
とにかくそこそこの速度を出ていたことで
カーブを膨らんでしまって対向車とドーン。
対向車がセンターラインをはみ出しての事故なら
自分がいくら気を付けていても
どうこうなることじゃないけれども
自分が曲がり切れずの事故だったとしたら
大切な人を後部シートに乗せてる時に
その運転はどうなのって、絶対ダメっしょ。
自分の幼い子供を乗せて、そんな運転をする？
オークションで競り落とした一億円の有田焼の大皿を
自宅まで運んでいる時にそんな運転をする？
求婚が成功したのだから、
外野がとやかく言うことじゃないとは思うけれども
事故の情報が少ないので何とも言えないとも思うけれども
私が読んだ記事からの第一印象では、
これは美談とかロマンスの話と言うより、
それでも求婚が成功した幸運な男の話って印象かな。
