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Jazzに詳しくはないけど本場ニューヨーク仕込みのJazzをカルテットでやるってことで、聞いてきました。
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ドラマー田井中福司さんとギタリスト中井勉さんは滋賀県出身でニューヨークで活躍中のミュージシャン。吉岡秀晃さん(ピアノ)と中村健吾さん(ベース)を含めたの4人のカルテット編成のセッションなんですが、サイド系の楽器中心でホーン系はありません。
そういうスタイルのジャズは聞いたことがなく始まるまでどんな演奏になるのか白紙状態でした。
来ていた客層は若い人もいるにはいたけど年齢層はかなり高い。ざっと見た感じでは平均で50歳後半くらいかな。200人ほど入れるホールがほぼ満員でしたから昔からのJazzファンって多いんだなと思います。
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演奏はいきなりハードな曲(曲名不明)で始まって、各パートのソロがきっちりあるんだけど、いきなりの演奏から度肝を抜かれるような迫力と臨場感が凄い。
MCなしにこのままガチガチの演奏が最後まで続くのか?とある意味不安になりましたが、2曲目からはMCが入ったのでなぜかホッとする。
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<第1部>
1.曲名不明 ......ジャムってるような感じの雰囲気で演奏
2.曲名不明 ......バート・バカラックのおそらく有名なバラード?
3.Summer Time....ジョージ・ガーシュウィン(*ウッドベースを弓で弾くベースのフューチャリング)
4.Moose the Mooche .チャ-リー・パーカー
<第2部>
5.曲名不明.......Deep in a Dream???
6.Night in Tunisia...ダンスミュージックみたいなアレンジでした。
7.If I were a bell..(*ピアノのフューチャリング)
8.Penthouse Serenade.ナット・キング・コール(*ギターのフューチャリング)
<アンコール>
9.St Thomas .....ソニー・ロリンズ
10・不明........客席はノリノリで盛り上がってましたよ。
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(開演前のステージ)
特に圧倒されたのはピアノの方とベースの方。
ピアノの吉岡さんって方は高校時代にキース・エマーソン(EL&P)の影響を受けたそうで、どんどん転調・音階の移動と変化していく爆発的な演奏とベートーベンのフレーズなどの小ネタも混ぜてのソロパートでした。
パートの終わりにはきっちり曲に戻ってくるのですが、独特の雰囲気のカッコイイおっさんでしたよ。
ベースの中村さんは“どんだけ指が動くのか”とフレットの端から端まで指が動き続けます。ウッド・ベースですから“弦を抑えて弾くのに握力がいるだろな、なんであんだけ指が動き続けるんやろ”と思わず感心してしまいました。個性豊かな方です。
ドラムの田井中さんが挨拶で“Jazzは難しく考えるのではなくて、楽しんで元気になるための音楽です!”と言われていましたが、まさにその通りと感じるライブでした。