『はつかいち』 ぶらり

安芸の宮島の地・・・廿日市を見たまま紹介―独自の好奇心アンテナを張り巡らせて、ビビッと反応したものを紹介します。

瑠璃光寺と正法眼蔵

2015年07月18日 | 廿日市関連


瑠璃光寺では4~5台のバスで多くの外国観光客が・・・一時外国にいるのではと錯覚するほどの多さであった。下画像は山口県有形文化財の瑠璃光寺正法眼蔵でこの正法眼蔵は洞雲寺に伝えられていたものであるが、洞雲寺住職の遷化にあたり瑠璃光寺住職が秉炬師(導師)を勤めその謝礼遺物として享禄2年(1529)に洞雲寺から瑠璃光寺に寄進されたようである。
桂公園北麓の妙見社と北辰妙見社、興隆寺梵鐘と元地御前神社梵鐘の仏教経典の偈、勧請された二ケ所の厳島神社、洞雲寺と瑠璃光寺の関係など中世には廿日市と山口は深い繋がりがあったことがこれらから窺うことができるのである。

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