塔の岡にある五重塔下にある荒胡子神社でかつて社殿に掲げられていた鰐口は永正17年(1520)に廿日市の町人たちが寄進したものでおそらく廿日市の鋳物師が鋳造したものであろう。
江戸期にこの鰐口を模して茶道に使用する鰐口釜が鋳造されており、江戸期の地誌芸藩通志の絵図にみられ(下左画像)、現物も数口残されているようである。(下右画像)
goo blog お知らせ
プロフィール
最新コメント
- hera/デコ芝居-はったんがえし
- nk/廿日市市民俗芸能伝承館 (眺楽座)
- nk/デコ芝居-はったんがえし
- 縄文杉太郎/旧三興中学校跡
- 縄文杉太郎/旧三興中学校跡
- hera/広島はつかいち大橋の今
- もののはじめのiina/広島はつかいち大橋の今
- hera/廿日市鋳物師の鋳造作品⑨-湯の山神社の釣燈籠
- hera_001/広電宮島線の架線電柱
- 平田政司/広電宮島線の架線電柱